カイリー・アービング

次戦は西カンファレンス2位のサンズと激突

現地4月23日にホームでセルティックスと対戦したネッツは、ケビン・デュラント(左大腿部)、ジェームズ・ハーデン(右ハムストリング)を欠きながらも、カイリー・アービングが15得点9リバウンド11アシストのトリプル・ダブル級の活躍でチームを引っ張り、シューターのジョー・ハリスも7本中4本の3ポイントシュートを含む20得点を記録して、109-104で勝利した。この勝利によりネッツは、この日試合がないセブンティシクサーズを抜いて東カンファレンスの首位に浮上した。

ここ2試合はフィールドゴール成功率も上々だったアービングだが、この日は19本中4本(成功率21.1%)とシュートタッチに苦しんだ。しかし、司令塔としてチームのオフェンスを仕切ることに意識を置き、勝利に貢献している。

アービングは試合後の会見で「19本も打ったのに4本しか入らなかった」と、自身のシュートタッチについては苦笑いでコメントしてものの、「今日はチームメートを生かしたり、正しいポジション取りなど些細な部分に意識を置いた。攻守両面でインパクトを与えることを意識したよ」と振り返った。

ネッツは25日に西カンファレンス2位のサンズと対戦する。アービングはサンズのエースであるデビン・ブッカーについて「彼はもともと優れた選手で、ハードワーク、努力を怠らないし、チームメートにも恵まれている。その上バスケットIQも高い。対戦を楽しみにしているよ」と語った。