アンドリュー・ウィギンズ

「みんながステップアップしなければいけなかった」

ウォリアーズは現地3月19日のグリズリーズ戦を116-103で勝利した。

この試合はエースのステフィン・カリーが尾てい骨に痛みを抱えていたため欠場したが、アンドリュー・ウィギンズがシーズンハイの40得点と8リバウンド4アシスト4スティールを記録して攻守に渡ってチームを牽引。カリーに代わって今シーズン初先発出場となったジョーダン・プールも25得点、デイミオン・リーがベンチからの出場でシーズンハイの21得点を記録し、チームでエース欠場の穴を埋めた。また、ドレイモンド・グリーンは得点こそ2得点に留まったものの、11リバウンド13アシスト1スティール2ブロックでチームに貢献した。

勝利の立役者となったウィギンズは試合後に「このチームにはいろんなことができる選手がいるから、僕は良いリズムでプレーすることを心がけたよ」とコメント。「ステフはこのチームの中心で、彼がチームを動かしている。でも、その彼がいないのだから、みんながステップアップしなければいけなかった。僕はただ自分ができる限りのことをして、チームに貢献したいと思っていただけだ」

オールスターブレイク前の5試合では平均13.0得点、フィールドゴール成功率41.0%、3ポイントシュート成功率26.3%だったウィギンズだが、ブレイク後の5試合では平均23.0得点、フィールドゴール成功率55.8%、3ポイントシュート成功率55.0%を記録。このグリズリーズ戦でも3ポイントシュート11本中6本を成功させており、指揮官のスティーブ・カーは「ブレイク前の彼はかなり疲れていたから休みが必要だったけど、今は素晴らしい。毎試合で頼りになる選手だし、今日だって最もタフな選手を相手に35分間もプレーしてくれた」と称えた。

また、今シーズン初先発を務め、キャリア初の連続20得点越えを記録したプールは、ファーストプレーでケボン・ルーニーにアシストを送ると、続くポゼッションでもスティールからのトランジションで3ポイントシュートを沈めるなど、序盤からインパクトを与えた。プールは「中学、高校、大学といつも自信を持ってプレーしてきた。与えられたチャンスを最大限に生かさなければいけないと思っていたし、それが僕の使命だよ」とコメントしている。

エースの欠場をチームでカバーしたウォリアーズは、明日もグリズリーズと対戦する。