「2021年になったら答えを出そうと自分の中で決めていました」
バスケ女子日本代表の絶対的指令塔として活躍した吉田亜沙美が、昨日自身のInstagramで現役引退を発表した。
吉田は2006年にJX-ENEOSサンフラワーズに加入し、Wリーグ11連覇の原動力として活躍。また、日本代表でも長く主力として活躍し、2016年のリオ五輪では先発ポイントガードとして、そしてキャプテンとしてベスト8進出を果たした。
2018-19シーズン終了をもって一度は現役引退を表明した吉田だが、半年後に東京オリンピックに向けて現役復帰。ENEOSではプレータイムが短くてもコートに立つたびに強烈なインパクトを残し、2019年11月には2年ぶりとなる代表復帰も果たすと、2020年2月にベルギーで行われた東京オリンピック予選にも出場した。
しかし、その後は新型コロナウイルスの影響で東京オリンピックを含む、大きな大会の中止や延期が相次ぎ、吉田も東京オリンピック予選を最後にバスケットから離れていた。また、今シーズンの開幕前にはENEOSを退団し、今回の現役引退発表に至った。
「私、吉田亜沙美は現役選手に終止符を打ち次のチャレンジでもある指導者の道に進む事を決断致しました。今更のご報告になり申し訳ございません。年内まで色々と考えて2021年になったら答えを出そうと自分の中で決めていました。たくさんの方に今、なにしてるの? これからどうするの? playしないの? という質問を多く頂いてたのできちんと自分の言葉でお伝えしたいと思い遅くなりましたがここでご報告させて頂きます。指導者、吉田亜沙美も宜しくお願い致します‼︎」