大阪戦では残り0.5秒に決勝シュートを成功
アルバルク東京は小酒部泰暉が練習中に右第3中手骨を骨折し、負傷箇所の手術を無事に終えたことを発表した。全治は約8週間となっている。
小酒部は昨シーズンに続き、特別指定選手としてA東京に入団。ここまで27試合中20試合に出場し、平均14.4分のプレータイムで5.5得点、1.4アシスト、3ポイントシュート成功率42.4%を記録している。
シーズン序盤はなかなか出場機会に恵まれなかったものの、直近の10試合では20分前後とプレータイムが急増し、サンロッカーズ渋谷戦ではキャリアハイとなる17得点を記録した。1月3日の大阪エヴェッサ戦では、残り0.5秒から試合を決定付ける3ポイントシュートのバスケット・カウントを成功させるなど、かつての馬場雄大を思わせる躍動感のあるスラッシャーとして存在感を増していた。
チームは15勝12敗と苦戦が続いていたが、先日行われた天皇杯3次ラウンドでは、前年度王者のSR渋谷に競り勝ち、後半戦の浮上を予感させた。それだけにこのタイミングでの小酒部の長期離脱はチームにとってあまりに痛い。連覇を目指す王者に暗雲が立ち込めた。
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