東山の司令塔としてウインターカップの主役を演じた米須玲音、日本大学進学を前に川崎ブレイブサンダースに加入

東山の司令塔としてウインターカップの主役を演じた米須玲音、日本大学進学を前に川崎ブレイブサンダースに加入

2021/01/13 16:38
米須玲音

「一日でも早く試合に出れるように頑張りたい」

東山高校3年の米須玲音が川崎ブレイブサンダースに特別指定選手として加わることが決まり、本日会見が行われた。

米須はこの春に高校を卒業し、日本大学へ進学する予定。その前に川崎ブレイブサンダースに加わることになった。川崎の北卓也GMから東山バスケ部の大澤徹也コーチに連絡があったのはウインターカップの京都府予選が始まる前。京都府予選が終わるのを待って交渉に入り、ウインターカップ終了後に具体的な調整に入って加入が決まった。

「ディフェンスを翻弄するパスセンス、パス1本でファストブレイクを出すプレーなど、たくさんの魅力がある選手、ファンを興奮させられる選手だと思っています」と北GMは米須を紹介する。

「即戦力というよりは日々の練習でいろいろな経験を積んでもらい、上を目指してほしい。私としては先を見据えて、プロに必要な要素を教えて中長期的に育成したい。最終的には川崎ブレイブサンダースのフランチャイズプレーヤーに、日本を代表するプレーヤーになってほしい。これからの米須選手の成長と活躍に期待してください」

川崎のユニフォームに身を包んだ米須は、プロの世界に足を踏み入れた心境をこう語る。

「特別指定選手という形で加入することになりましたが、トップチームの川崎に加入するにあたり、自分は素直にうれしく思います。川崎に入って自分が得意とするパス、ガードとしてコミュニケーションを取っていけたらと思います。練習も数日しかやっていないんですけど、皆さんとコミュニケーションを取れて、すごく楽しく、皆さんが自分に声を掛けて優しく接してくれて、川崎に入って良かったと思います」

「自分はパスが誰にも負けないと感じているんですけど、苦手としているディフェンスでは藤井(祐眞)さんがハードワークをしていて、そこは学ぶべきだと思います。篠山(竜青)さんはルーズボールやリバウンドを最後まで追う、あきらめないプレーを見ることができて、自分もそういう面をこれからやっていきたい」

米須玲音

「日本代表に、日本を代表するガードになりたい」

背番号は3。「高校時代は11番を着けていたんですが、増田(啓介)さんが11番を着けているのもそうですけど、琉球ゴールデンキングスの並里成さんへのあこがれもあります」と米須は説明する。

米須は昨年に河村勇輝が福岡第一からBリーグに挑戦したのに刺激を受け、このタイミングを意識していた。「こういう形で川崎に入って、川崎でスタメンを取ってポイントガードとしてやっていく中で、日本代表になって、日本を代表するガードになりたい」と米須は語る。

これから日本大学に進学するが、北GMは「これから毎年、特別指定で来てほしい。決まってはいませんが、そういう気持ち」と大いに評価している。北GMにも米須本人にも、ただ経験を積む期間のつもりはないようだ。「一日でも早く試合に出れるように頑張りたい」と臆することなく語る米須に、ウインターカップで見せた鮮烈なパスをBリーグでも見せてもらいたい。

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