写真=Getty Images
リオデジャネイロ五輪での金メダル獲得に貢献
来週ラスベガスで行なわれるアメリカ代表ミニキャンプに、ウォリアーズのクレイ・トンプソンが参加予定と、『Mercury News』が伝えた。
レイカーズのレブロン・ジェームズは参加を見送ると報じられたものの、トンプソンをはじめ、今回のミニキャンプではオールスタークラスが一堂に会する予定になっている。
トンプソンは、2016年のリオデジャネイロ五輪にもチームUSAの一員として出場。前回大会では平均9.9得点、2.5リバウンド、1.6アシストを記録し、大会を通じて49本中16本の3ポイントシュートを成功させ、アメリカの3大会連続金メダル獲得に貢献した。
現在28歳のトンプソンは、これから全盛期を迎える。コンディションに問題がなければ、チームUSAを指揮するグレッグ・ポポビッチも、2020年の東京五輪を戦うメンバーにトンプソンを選出するだろう。
トンプソンは正確無比なシュートが武器のシャープシューターという印象が強いものの、ディフェンスもリーグトップクラスで、最優秀守備選手賞の候補に挙がっても不思議ではないと言われている。
順当に行けば、ウォリアーズは来シーズンもプレーオフで勝ち進む可能性が高く、三連覇という偉業を成し遂げられるだけの戦力も保持している。そうなれば、シーズンオフは少しでも休養を優先したいと考え、2019年の夏に北京で開催されるFIBAバスケットボール・ワールドカップ出場を辞退するかもしれない。それと同じことは、2年後の夏に開催される東京五輪にも当てはまる。王者ウォリアーズを攻守両面で支えるトンプソンが、ワールドカップ、そしてオリンピック出場にも名乗りを挙げるかどうか。本人の決断を待ちたい。