アンドリュー・ウィギンズ

チームのケミストリーに手応えあり

昨シーズン中のトレードでウォリアーズに移籍したアンドリュー・ウィギンズは、西カンファレンス上位争いに食い込むと予想されているチームの主力の一人だ。

昨シーズンのウォリアーズは、クレイ・トンプソンが全休、ステフィン・カリーとドレイモンド・グリーンも負傷によりプレーできない試合が多く、新型コロナウイルスの影響で3月中旬からシーズンが中断されたため、ウィギンズは主力組とプレーする機会を得られなかった。

ウォリアーズで初めてフルシーズンを戦うウィギンズは、トレーニングキャンプで彼らとの連携に手応えを感じている。トンプソンはキャンプ前にアキレス腱を断裂する重傷を負ってしまい2シーズン続けて全休となるが、ウォリアーズはサンズとのトレードでケリー・ウーブレイJr.を獲得した。ウィギンズは、現地8日の練習でカリー、ウーブレイJr.と同じチームでプレー。

開幕戦では彼らが1、2、3番で起用される可能性があることについて聞かれると、ウィギンズは「今はケミストリーを作り上げている最中」とコメントした。「一緒に練習していて、良い感じできている。お互いのプレーも分かり始めていて、オンボール、オフボールでも良いプレーができている。どんどん良くなっているよ」

カリーとのプレーについて、ウィギンズは「ステフの復帰はすごくうれしい」と語った。「彼はチームのために何でもやってくれる選手だ。彼がコートにいるだけで、ゲームチェンジャー的な存在感を放つし、実際にゲームチェンジャーでもあるしね。彼と一緒にプレーすることで学ばせてもらっているよ。それが一番大きいかな」

ウォリアーズは昨シーズンの最下位に沈み、再開後の『バブル』シーズンに参加できなかったため、カリーとウィギンズは9カ月近く公式戦でプレーしていない。その上、今シーズン開幕からバックスとのクリスマスゲームを含むロード4連戦、ホームに戻ってからも東西の強豪との対戦が続くなど、早くも試練を迎える。