ジョエル・エンビード

写真=Getty Images

早々に因縁めいたエイトンvsエンビードのマッチアップ

歯に衣着せぬ発言で何かと話題になるセブンティシクサーズのジョエル・エンビードが、早くも2018年のドラフト全体1位指名選手、ディアンドレ・エイトンに噛みついた。

きっかけは、サンズが全体1位で指名したエイトンとエンビードをメディアが比較したことだ。エンビードはTwitterに「俺とエイトンとを比べないでくれ。俺はディフェンスするよ」と投稿。エイトンはインサイドを支配できる屈強なフィジカルに恵まれながら、3ポイントシュートも打てる現代のNBAにフィットするタイプのビッグマンだ。ただ、プロ入り前の段階では、守備の改善が必要という意見も多い。

エンビードも機動力に優れる現代型センターの代表格で、攻守両面でNBAトップクラスの選手に成長。昨シーズンは100ポゼッションあたりの平均失点がリーグで3番目に少なかったシクサーズの守備の要だった。すでにリーグで実績を残しているからこそ、エンビードはまだデビューもしていないルーキーと比較されることに黙っていられなかったのだろう。

来シーズンの日程が発表されるまでしばらく時間はあるだろうが、エンビードとエイトンの対決が見られるシクサーズvsサンズは、新たな注目カードになりそうだ。