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シューターのケビン・ハーターを指名するとの予想

名門再建を進めているレイカーズは、昨年のドラフト全体27位で、ユタ大学出身のカイル・クーズマを指名した。当時は無名に近い存在だったが、サマーリーグから結果を残し、すぐにレギュラーに定着。昨シーズンのルーキーの中で最もサプライズを起こした選手と言われている。

そのクーズマに続いて、今年のドラフトでもレイカーズは『掘り出し物』を指名すると見られている。現時点でレイカーズが保持している1巡目指名順は25位。この指名順を行使し、メリーランド大学出身のケビン・ハーターを指名する可能性が高いと『Sports Illustrated』が報じた。

ハーターは先月シカゴで開催されたドラフト・コンバインで評価を上げた選手で、今年のドラフトにエントリーした選手の中でもトップクラスのピュアシューターと言われている。

身長200cmのハーターは、スクリーンを巧みに使ってシュートを決められる選手だ。スター選手が醸し出すカリスマ性は感じられなくても、大学2年の昨シーズンに平均14.8得点、フィールドゴール成功率50.3%、3ポイントシュート成功率41.7%を記録しており、昨シーズンのレイカーズに欠けていた安定したシュート力をチームにもたらしてくれる。

ロールプレーヤーとしての才能に恵まれているハーターは、果たして『第2のクーズマ』になれるだろうか。