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勝利のためにはトンプソンの力が必要と割り切る?

セルティックスに勝利し4年連続となるNBAファイナル進出を決めたキャバリアーズにおいて、レブロン・ジェームズの存在はリーダー以上だ。レブロンが中心のキャブズは兄弟、あるいは家族のような関係性を築いていると言っても過言ではない。

全員にとって頼れる『兄貴』のレブロンは、つい最近トリスタン・トンプソンのスキャンダルに関して対応を迫られたと言われている。

トンプソンは先月、ニューヨークで妻以外の女性と逢引している写真を撮られ、浮気を報じられた。トンプソンはタレントのクロエ・カーダシアンと2016年に結婚し、妻は現在妊娠中。この浮気報道があった時期は大事なプレーオフが始まった頃で、因果応報とはいえ、トンプソンはプレーだけに集中できる環境にいなかった。

『HollywoodLife.com』によれば、浮気報道を知ったレブロンは当初トンプソンの行為に激怒したものの、チームが勝つには同選手の力が必要と判断し、トンプソンを支える側に回ったという。

トンプソンはペイサーズとのファーストラウンド第6戦までベンチスタートだったが、第7戦で先発出場し、15得点10リバウンドでシリーズ突破に貢献。ラプターズとのカンファレンス・セミファイナル、セルティックスとのカンファレンス・ファイナルでもインサイドの要として機能し、球団史上2回目の優勝まであと4勝のところまで辿りついた。

お互いに大人として自立している以上、個人のパーソナルライフに首を突っ込むようなことはしない。だが目の前の1勝に左右されるデリケートな時期に、チームのペースを狂わしかねない余計な雑音は可能な限りシャットアウトしたいところ。もしこの噂が本当なら、レブロンのリーダーとしての役割は、コート内だけに留まらないようだ。

Jeff Green (19 PTS, 8 REB), Tristan Thompson (10 PTS, 9 REB), & JR Smith (12 PTS, 3 3PM) combine for 41 points in the @cavs Game 7 W!#WhateverItTakes #NBAPlayoffs pic.twitter.com/4SLDQMjiEp

— NBA (@NBA) 2018年5月28日