「プレーに集中できる最高のユニフォーム」

名古屋ダイヤモンドドルフィンズは昨日、2020-21シーズンの新ユニフォーム発表会を行った。

新たにサプライヤーとなったのは、名古屋を拠点に全国に店舗を展開し『スポーツをもっと身近に』というスローガンを掲げる株式会社アルペン。名古屋Dにとっては約30年ぶりのユニフォームのサプライヤー変更となる。山下雄樹代表は「スポーツを楽しむ新生活様式をアルペンとともに築き上げることで、名古屋Dの経営理念『名古屋の誇りに』を実現することができると考えた」と言う。

アルペンの水野敦之社長は、これまでにウインタースポーツのユニフォームは数多く手がけて来たが、プロバスケットクラブのユニフォーム制作は初めてだと話す。そのため「選手には何度もサンプルを着てもらい、意見を取り入れて作成した。選手の力となり、新しいシーズンを戦い抜く原動力になってほしい」と、ユニフォームに込めた思いを明かした。

名古屋ダイヤモンドドル

「名古屋の街に元気を与えていきたいです」

キャプテンを務める張本天傑も「ユニフォームはドルフィンズらしさを表現する重要な存在」と語る。「ドルフィンズらしさとは『シンプルの中にあるカッコよさ』と定義して、何度も意見交換をしながら今回のデザインになりました。このユニフォームを着て僕たちのプレーをして、ドルフィンズらしさを作っていきたいです」

機能面でも選手の意見を取り入れて作成されているため、「すごく軽い素材を使っていて、選手としてはプレーに集中できる最高のユニフォームだと思います」と好感触だ。そして張本は、最後に今シーズンへの意気込みをこう語った。

「今シーズンの『DO, RED. TOGETHER WE WIN』というスローガンの下、スポンサーさん、ファンの皆さん、地域の方々、ドルフィンズにかかわってくださるすべての皆さまと一丸となって、試合はもちろん、この世の中でコロナに打ち勝ち、名古屋の街に元気を与えていきたいです」

今夏に強力な補強を行った名古屋Dは、新たなユニフォームとともに2020-21シーズンに挑む。