昨年は『男気』を見せたが今年は『適正額』を希望
昨年に続いて今夏もフリーエージェントになるケビン・デュラントは、以前からウォリアーズと再契約することを明言している。
ウォリアーズに加入して1年目の昨シーズン、デュラントはケガを抱えながらもキャリア初優勝を成し遂げ、NBAファイナルでもMVPを受賞。順風満帆と言えるシーズンを送った後も、球団とチームメートのために一肌脱いだ。エースのステフィン・カリーと2億ドル(約220億円)超えのスーパーマックス契約を結び、ベテランのアンドレ・イグダーラ、ショーン・リビングストンとの契約問題を抱えていた球団のため、1000万ドル(約11億円)以上の減額を受け入れる男気を見せたのだ。
それでも今年は、本人が残留を明言しているとはいえ『正当な金額』での新契約を希望。ビジネスと割り切り契約交渉に臨む考えを示唆している。
『Warriors Plus/Minus』に出演したデュラントは「お金で何かを決めたことは一度もない」とコメントしたものの、「これはビジネスでもある。ビジネスとして対応しないといけない。どうなるかは分からないけれど、大幅な減額を受け入れることになるとは思っていない」と語った。
2連覇を果たせるかどうかにかかわらず、デュラントは来シーズンもウォリアーズの一員として開幕を迎えるだろう。だが、今回は自分を安売りする考えはない。
.@KDTrey5 found his groove once again in Game 3, leading the @warriors with 26 PTS, 9 REB and 6 AST in the road victory! ??#NBAPlayoffs pic.twitter.com/BePD44Qvaz
— NBA on TNT (@NBAonTNT) 2018年4月20日