NBAキャリア12年のアンドリュー・ボーガットが母国へ帰還、豪州のキングス入り

2018/04/24
NBA&海外
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写真=Getty Images

東京オリンピックへの出場も目的の一つ

2018-19シーズン開幕をNBAのチームで迎えると思われていたベテランのアンドリュー・ボーガット。しかし、彼が新天地に選択したのはアメリカではなく、母国オーストラリアだった。

4月23日、シドニーに本拠地を置くNBLのキングスが、リーグ本部にボーガットとの契約書を送付したことを発表。今後リーグが書類を精査し、処理された上で正式に契約が成立するという。

昨年の夏にレイカーズと契約したボーガットは、今年1月に解雇されてフリーエージェントになっていた。ケガを抱えてはいたものの、まだインサイドで無類の強さを発揮し、バスケットボールIQも高いボーガットならば、プレーオフに出場するNBAの強豪チームと契約することも可能と見られた。

それでもボーガットは第2子を妊娠した妻の体調を考慮し、今シーズン中の復帰を断念。今秋のNBAトレーニングキャンプに向けた準備をすると話していたものの、家族の近くにいられるNBLでのプレーを決断した。

キングスは昨シーズン7位のチームで、ボーガットの加入により戦力アップが見込める。またNBAスターの帰還によりNBLが盛り上がることは間違いない。ボーガットは『Fox Footy』に「あと1、2シーズンやれれば、自分のキャリアにとってもプラスになる」と話していた。

2005年にオーストラリア人として史上初のNBAドラフト全体1位指名を受けたボーガットは、2年後の東京オリンピックへの出場も希望している。ウォリアーズに所属した2015年に達成したキャリア初優勝を含めたNBAの経験はオーストラリア代表にとっても貴重なもの。以前からボーガットは代表チームの強化にも力を貸す意向を話している。NBAからNBLにプレーの場を移したことで同じアジアの日本代表と対戦する機会も出てきそうだ。

NBAで再びプレーする姿を見られないのは寂しい気もするが、彼の決断に拍手を送りたい。