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今シーズンは63試合に出場し平均1.8ブロックを記録

5シーズンぶりのプレーオフ進出を決めたセブンティシクサーズにおいて重要な役割を担ったのは、新人王候補最有力のベン・シモンズ、2年目のジョエル・エンビードだ。エンビードは左眼窩骨折によりチームを離れ、プレーオフ1回戦の数試合を欠場すると見られているが、レギュラーシーズンでは63試合に出場し、平均22.9得点、11リバウンド、3.2アシスト、1.8ブロックという成績を残した。

負傷により不本意な形でレギュラーシーズンを終えたものの、エンビード本人は、今シーズンの最優秀守備選手賞に相応しいと豪語している。エンビードは『NBC Sports Philadelphia』にこう語る。「シーズンを通じて活躍できたから、自分が最優秀守備選手に選ばれるべき。チームメートに助けてもらえたからこそ今の地位にいられるし、そのことについてはとても感謝している。ただ、今シーズンは自分がリーグベストのディフェンシブプレーヤーだと思うね」

「昨シーズンは、出場試合数が足りない(31試合)と指摘されたけど、今シーズンは多くの試合に出場した。今シーズン選ばれないとしたら、その理由は説明できないだろ?」

エンビードと同様に、出場試合数こそ少ないが、ジャズのルディ・ゴベアも自身が最優秀守備選手に相応しいと語っていた。両選手が最優秀守備選手の最終候補に含まれるかどうか、発表を待ちたい。