カイル・ラウリー

指揮官はコート内外でのリーダーシップを高く評価

『バブル』でのリーグ再開が決まり、選手たちは続々とオーランド入りしている。9日にオーランド入りし、選手会の幹部として再開案に携わったラプターズのカイル・ラウリーは、このバブルでの生活を気に入っていると語った。

「こうしてプランが実現したことをうれしく思う。リーグは大変な労力と時間を費やしてくれたからね。NBAのプロトコルと健康安全対策は最高レベルのものだし、バブルでのリーグ再開は成功すると思う。リーグと選手会は素晴らしい仕事をした。選手の健康のためにできることをすべてやっている。この環境ならリーグは成功できるし、選手も高いレベルの仕事をできると思う」

ラプターズのヘッドコーチ、ニック・ナースはラウリーがコートの内外でリーダーシップを発揮していることを高く評価している。「ラウリーは選手会での重要な役割を果たしていて我々をここへ連れてきてくれた。彼はリーダーであり、リーグ再開実現に貢献してくれた。彼は他の選手の手本になってくれる選手だ。チームメートに『真剣に考えてくれ。プロトコルをしっかり守ってスマートにやろうじゃないか』と言っていくれる。彼の声はチーム全員に届いている」

ラプターズは46勝18敗で東カンファレンス2位。リーグ全体でも3位と好成績を収めているが、スーパースターがいないため優勝候補としては見られていない。ナースはラウリーがスター不在の穴を埋めてくれると信じている。

「彼はスマートだし絶対的な自信を持っている。チームの中心として得点を取らなくてはいけないことを分かっている。常に激しくプレーしてくれるしディフェンス面でも貢献しているが、オフェンスでも中心になってほしい。今年はそういうプレーが随分増えている。プレーオフではとんでもない選手になってくれると思う」