八王子と埼玉のB2ライセンス交付が決定

Bリーグは昨日の理事会終了後に会見を開き、2018-19シーズンのクラブライセンス交付の第1回判定結果を発表した

クラブライセンスはリーグが定めた参加資格で、B1ライセンスとB2ライセンスの2つがあり、それぞれ基準が違う。有効期間は1年限りで、つまりはすべてのクラブが毎年、この時期にライセンスの交付を受けなければ、秋に開幕する翌シーズンのリーグに参加ができない。

昨年度からの変更点としては、B1に限り債務超過の解消が義務付けられたこと。6月決算のクラブであれば今年6月期の決算で債務超過を解消している、あるいはその見込みを立てておく必要がある。また同じくB1ライセンスではU-15ユースクラブの保有、株式会社の必須化・取締役会の設置が追加された。

現在B1に属する18クラブ中、15クラブがB1ライセンスを交付された中で、アルバルク東京、三遠ネオフェニックス、西宮ストークスの3クラブが『アリーナの進捗の細部を確認中』との理由で来月の第2回判定に結論が持ち越されることになった。

大河正明チェアマンはA東京について「ほぼ合格点」、三遠については「新しいアリーナの対外発表は行われているが、2月終わりに予定していた事業公募がずれ、豊橋市の動向を見たい」、西宮には「概要はある程度確認している。計画確認事項の提出の部分を詰めている最中」と説明。いずれもライセンス交付が認められない事態ではなさそうだ。

また仙台89ERSと秋田ノーザンハピネッツ、茨城ロボッツ、広島ドラゴンフライズ、熊本ヴォルターズについてはB1ライセンスが交付された。その一方で現時点でB2中地区首位のFイーグルス名古屋、西地区首位のライジングゼファーフクオカについては継続審議。来シーズンにB1を戦うには、コート上で昇格を勝ち取るだけでなく、ライセンスの交付を受ける必要もある。

そしてB3に目を向けると、東京八王子トレインズと埼玉ブロンコスがB2ライセンスを交付されている。昨年はクラブライセンスの関係で東京エクセレンスと鹿児島レブナイズがB3へ自動降格したため、金沢武士団と福岡が自動的にB2へと昇格したが、今年はB2・B3の入れ替え戦が行われることになりそうだ。

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