富永啓生

オリンピック延期も「成長できる時間が増えた」

本日、アメリカ挑戦中の富永啓生がメディアの取材に応じた。

今シーズンの富永は31試合に出場し、平均16.8得点(チーム最多)、2.3リバウンド、3ポイントシュート成功率47.9%(217本中104)、フィールドゴール成功率54.9%を記録。圧巻の数字だが、富永にとってこれは想定の範囲内だったという。

「プレシーズンの時はアメリカのルールにも慣れてなくて、トラベリングをたくさん取られたけど、慣れてからはチームメートがドライブをして自分がノーマークで打つだけだったので、それぐらいは入ると思っていました」

こうした活躍が評価され、富永はレンジャー短大卒業後にNCAAディビジョン1に属するネブラスカ大への編入がすでに決まっている。富永も1年目での内定に驚いたというが、「ビッグ10カンファレンスでレベルが高いので、その中でスタメンになってチームの得点源として活躍したい。そして、NBAに行けるように頑張りたい」と、あらためてNBAを目標に掲げた。

数字が示すように、すでに富永のオフェンス力はアメリカでも通用している。それでも「3ポイントシュートだけだと止められるので得点パターンを増やすことが課題」と話し、「少し距離を離して打つ練習をしていて、いろんなバリエーションで得点を取れるようになりたい」と2年目のさらなる飛躍を誓った。

そして、1年延期となった東京オリンピックへの出場も目指す。「自国開催なので出たい気持ちは強い」という富永は「延期になったから自分が成長できる時間が増えた」と延期を前向きに捉えている。

今後は7月の後半に再び渡米し自主トレーニングに励み、8月の後半から始動するチームに合流する予定だ。

渡米1年目から結果を出した富永だけに今後の活躍の期待も高まる。レンジャー短大での2年目、NCAA1部ネブラスカ大での戦いと富永の挑戦はこれからも続いていく。