2月にレイカーズから契約解除され、現在はフリーエージェント
左アキレス腱断裂からの完全復活を目指しているウィザーズのジョン・ウォールが、ケンタッキー大時代のチームメートで、同じくケガからの復帰を目指してリハビリ中のデマーカス・カズンズにエールを送った。
カズンズは今年の2月にレイカーズから契約を解除されて以降は、フリーエージェントの状態でリハビリを続けている。カズンズのケガの回復状態は明らかになっていないが、シーズンが再開してプレーオフに進出するチームがカズンズの獲得を検討するのではないかと噂されている。
ウォールは『The Undefeated』とのインタビューで、カズンズについて聞かれると「すぐにでも契約したい!」とリップサービスを交え、こう語った。「カズンズのウィザーズ移籍はだいぶ前から言っていることだし、プッシュしたい。ただ、彼には『まずは冷静に考えて、健康な状態を取り戻すことに時間を使うべき。そうすれば、お前の力を証明できるさ』と伝えた。今の彼がプレーできる状態なのかは知らないけど、回復に集中してほしい。昔のようなブーギー(カズンズ)を取り戻してもらいたい」
昨年の夏にレイカーズと契約したカズンズは、トレーニングキャンプ前に左膝の前十字靭帯を断裂する重傷を負い、今シーズン中の復帰は難しいと思われた。しかし、シーズンが3月から中断され、リハビリに費やせる時間が増えたことで今シーズン中に復帰できる可能性も出てきている。
キャリア全盛期に大ケガが続いて大型契約を勝ち取れなかったとはいえ、トップクラスのセンターであることには変わりない。コンディションが整った時、ウィザーズがカズンズに接触するかどうか注目だ。