ホームでの勝率が高い『内弁慶』のヒート、ホームコートアドバンテージを失う中立地でのシーズン再開をどう戦う?

ホームでの勝率が高い『内弁慶』のヒート、ホームコートアドバンテージを失う中立地でのシーズン再開をどう戦う?

2020/06/03

ヒート

「ロードではルーティーンが変わってしまう」

新型コロナウイルスの影響で2019-20シーズンが中断された時点で、ヒートはプレーオフのホームコートアドバンテージを得られる東カンファレンス4位に位置していた。しかし、中立地でのシーズン再開となればこのアドバンテージを失うことになる。

ヒートはホームで27勝5敗だが、ロードでは14勝19敗と負け越しており、ホームでの勝率の高さがこの成績を支えている。同じく東カンファレンス6位のシクサーズは、ホームで29勝2敗、ロードでは10勝24敗とヒート同様に差が大きい一方で、5位のペイサーズはホームで21勝11敗、ロードで18勝15敗とパフォーマンスの差が少ない。ただ、中立地開催のゲームではホーム、ロードどちらのパフォーマンスが反映されるかは分からない。

ダンカン・ロビンソンの3ポイントシュート成功率はホームでは40.2%だが、敵地での試合では32.6%と落ち込む。彼はシュート成功率に差が出る原因を「慣れだと思う」と『Miami Herald』の取材で語っている。「僕はルーティーンにこだわるタイプだから、ルーティーンも大きい。ロードではルーティーンが変わってしまうことがあるからね。僕たちのファンの前でプレーできるのも一つの要因だと思う。彼らの前では自信を持ってプレーできる」

ホームでの勝率が高いヒートだが、オールスター選手のジミー・バトラーとバム・アデバヨの2人は、ホームとロードでパフォーマンスの差がほとんどないことが救いだ。アデバヨはホームで平均16.3得点、ロードは16.2得点とほぼ同じで、リバウンドは10.1、10.9とロードのほうが多い。バトラーはホームで平均19.7得点、ロードは20.8得点とロードの方が多く、フィールドゴール成功率はホームの42.5%に対してロードが48.4%と大きく上回っている。

中立地でのシーズン再開の可能性が現時点では高い。これまでは生きの良い若手が思い切ったプレーで結果を残してきたが、リーグ再開となればバトラーとアデバヨを中心に、どこで試合をするかに関係なく力を発揮できるかどうかが問われる。

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