アンソニー・デイビス

「僕なら取れると思うし、そうなればチームの勝利に貢献できる」

今シーズンからレイカーズでプレーしているアンソニー・デイビスは、レブロン・ジェームズとともに好調なチームを牽引している。

シーズン開幕前のインタビューでデイビスは「最優秀守備選手賞を取りたい」と新天地での目標を語っていた。「僕ならできると思うし、そうなればチームの勝利に貢献できる。僕は最優秀守備選手賞を狙いに行くよ。現実的ではないかもしれないが、相手チームを100点以下に抑えることを目標にしたい」

実際、デイビスが加入してからレイカーズのディフェンスは大幅に向上した。2019-20シーズンが中断された時点で、デイビスはリーグ3位の平均2.4ブロック、1.5スティールを記録し、いずれもチームトップの数字だ。どのポジションでも守ることができ、長いウイングスパンを生かしてシューターにプレッシャーを与えるなどディフェンス面でのインパクトは計り知れない。

チームメートのレブロンもデイビスのディフェンス能力の高さを称賛している。「アンソニーは何でもできる。リムプロテクションにポストプレーのディフェンス、スイッチしてガードともマッチアップできるし、フローターのブロック、スティールまでディフェンスなら何でもできる。アンソニーは最優秀守備選手賞に相応しいよ」

レブロンだけでなく、レイカーズのヘッドコーチ、フランク・ボーゲルもデイビスの最優秀守備選手賞受賞に太鼓判を押す。「今シーズンのデイビスは最優秀守備選手賞を受賞できるし、実際そうなるだろう。彼のようなディフェンスをできる選手はリーグには一人もいない。全ポジションをこなせるし、リムプロテクションやブロックで相手を封じ込めることができる唯一無二の存在だ。シーズンを通してハイレベルなディフェンスを続けることができればデイビスが受賞するだろう」

現時点でレイカーズは49勝14敗で西カンファレンスの首位にいる。リーグが再開されれば、デイビスは自分が最優秀守備選手賞に相応しいことを再びコート上で証明するはずだ。