千葉ジェッツ

ギャビンは千葉で4年目、ダンカンは3年目に

千葉ジェッツは今日、ギャビン・エドワーズとジョシュ・ダンカンと2020-21シーズンの選手契約が合意に至ったことを発表した。

ギャビンはアメリカ出身、206cm110kgのパワーフォワード。2013-14シーズンより日本でプレーし、NBL時代からBリーグ初年度まではシーホース三河でプレーした。2017年夏に千葉に加入してから、チームの2年連続ファイナル進出に貢献。今シーズンはケガもあって40試合中31試合の出場に留まったが、今年1月に日本国籍を取得しており、新シーズンからは帰化選手としての登録が見込まれる。Bリーグでも屈指の『走れるビッグマン』で、外国籍選手でありながら千葉の持ち味であるトランジションバスケットをこなすことで替えの効かない存在となっていた。

ジョシュ・ダンカンはギャビンに1年遅れて2018年に千葉に加入。こちらは205cm111kgとギャビンとほぼ変わらない体格だが、長い距離を走るよりもペイントエリア内で身体を張るタイプ。とはいえ動きの鈍い重量級ビッグマンではなく、ゴール下で鋭い動きを見せて攻守にチームを助けられる。そういう意味でギャビンとの相性は抜群で、ギャビンが帰化選手として登録されれば活躍の場はさらに広がりそうだ。

クラブのリリースを通じて、ギャビンは「いつも最高の応援を頂ける皆さんの前でまたプレーできることに、この上ない喜びを感じております。皆さんのことが大好きです」と、またダンカンは「再び私たちのチームがハードに取り組み、戦う準備が万全となることに疑いはありません。Bリーグ最高のブースターの皆さんの前でまたプレーできることが待ち遠しいです」とファンへメッセージを送っている。

入れ替わりの激しい外国籍選手が、4年目、3年目と長くプレーするのは珍しいこと。千葉が目指す『激しいディフェンスから走る』というバスケットを体現できるからこそ在籍が長くなっている。コンセプトを変えず、それでいて成長を続ける千葉ジェッツのスタイルは、彼らがいる限りは来シーズンも変わらないはずだ。