「シーズン中止なら来シーズンに影響を及ぼす」
NBAが2019-20シーズン再開を決断できるかどうかは、選手、スタッフの安全を確保できるかにかかっている。
とはいえ、ワクチンが開発されるまでは自粛すべきという意見もあり、バスケットボール殿堂入りを果たしているシャキール・オニールらは、シーズン中止を支持している。
これに異論を唱えたのが、レイカーズのジャレッド・ダドリーだ。ダドリーも安全を確保できたらという条件付きながら、今シーズンを終わらせないまま来シーズンを迎えると、様々な影響が生じてしまうと主張し、自身のTwitterにこう投稿した。
「選手は今シーズンを再開させなかった場合、どうなるのかが理解できない。もしシーズン中止なら来シーズンに影響を及ぼす。試合がなくて放映権収入もなければ、リーグは10億ドル単位の収入を失う。来年になってもまだワクチンができていないとしても、NBAが安全を確保してくれると信頼している。安全なら、僕たちはプレーすべきだ」
先日NBAコミッショナーのアダム・シルバーとのリモートミーティングに出席したダドリーは、最長で10月まで2019-20シーズン継続の可能性もあると通達されたことを明かしている。
ダドリーが主張するように十二分な新型コロナウイルス感染予防策、そして可能な限りの安全対策を行えば、シーズン再開の道も見えてくるかもしれない。