試合会場で行われたサプライズ求婚が大成功

4月2日に行なわれたラプターズとスパーズの試合中、ファンの男性がガールフレンドにプロポーズするサプライズ企画を実施し、会場中を温かい気持ちにさせるシーンが見られた。

仕掛け人はスパーズのマスコット、『ザ・コヨーテ』。対象となる女性を無作為に選出したと見せかけ、コート上にエスコート。目隠しをした彼女の頭上を越えてダンクを決める、いわゆる『人間越えダンク』のパフォーマンスをする、という流れだ。

しかし、女性が目隠しされると、ダンク用のトランポリンやマットが手際よく片付けられる。ドラムロールが鳴り響く中、コヨーテがダンクすると信じ切っている女性は、突然目隠しを外される。

そこにいたのは指輪を持ったボーイフレンド。アリーナ中が見守る中、結婚の申し込みが行われる。突然のプロポーズにも彼女は「Yes」と即答。会場のアナウンサーが「プロポーズを受けました!」と結果を伝え、会場は割れんばかりの拍手、歓声で包まれた。

もっとも、NBAの会場でのサプライズ・プロポーズはこれが初めてではない。アメリカのプロスポーツではしばしば行われてきた演出だ。NBAでの例で言えば、以前マジックのホームゲームで凝った演出が見られた。

コート上に無作為に3人の女性が選ばれ、司会者が音楽のイントロクイズ形式でポイントを競うというゲームが行われた。ターゲットは3人の中央にいる、黒いシャツにジーンズの女性。両脇の2人は仕掛け人だ。

イントロクイズの1曲目はジャスティン・ビーバーの『Boy Friend』、2曲目はホイットニー・ヒューストンの『I Will Always Love You』。これで流れを作り、3曲目が本番。

3曲目が始まると両脇の女性が立ち上がり、周囲のスタッフと一緒になってダンスを始める。いわゆる『フラッシュモブ』形式のプロポーズ作戦だ。ダンス終盤、指輪を持った恋人が登場し、全員が注目する前で結婚を申し込み、見事にプロポーズを成功させた。

こうしたファン参加型のイベントもNBAを盛り上げる重要な演出。NBAが誇るアリーナ・エンタテインメントの素晴らしい一面だ。