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先月にホームで敗れたピストンズにリベンジ

予想以上に早くケミストリーが完成しつつあるセルティックスは、開幕から2連敗を喫したが、それ以降は連敗していない。12月8日にはスパーズに敗れて連勝が4で止まり、迎えた10日に敵地で対戦した相手は、11月27日にホームで敗れたピストンズだった。

前回の対戦ではアンドレ・ドラモンドに26得点22リバウンド、レジー・ジャクソンにも20得点を決められるなど、持ち味である堅守が機能しなかったものの、今回の対戦では試合を通じてピストンズのフィールドゴール成功率を33.3%(84本中28本成功)に抑え、リベンジに成功した。

今シーズン、プットバックからの得点でリーグ5位の193点を決めているピストンズに対し、セルティックスはリバウンドで1位(15.3)を記録しているドラモンドを徹底してマーク。ドラモンドをわずか6得点に封じてペイント内での失点を減らし、ピストンズを今シーズン最少得点に抑えた。

カイリー・アービングは「ゲームプランの通り、アンドレにタフなショットを決められないように努力した。ペイント内からできるだけシューターにキックアウトするように仕向けた。ウチのホームで彼らにどうやられたのか、ちゃんと記憶していたよ」とコメント。

「ホームで好きなようにやられてしまったから、敵地でやり返したかった。今日の勝利はホームでの負けでできた借りを返しただけではなくて、スパーズ戦のタフな負けからも挽回できたという意味もある。すぐに挽回するというチームのアイデンティティを引き続き築きたい」と、続けた。

セルティックスはアル・ホーフォードが18得点9リバウンド6アシスト、アービングが16得点で勝利に貢献。敗れたピストンズは、2014-15シーズン以来となる6連敗を喫し、序盤戦は好調だったが勢いが落ちてきた印象だ。