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「状況にアジャストしてチームとしてうまく戦えた」

ウォリアーズは13日の試合でマジックに110-100で勝ち、これで7連勝。太もも打撲のステフィン・カリーを欠き、前半はクロスゲームを演じたものの、後半に入ってマジックを圧倒した。

カリー不在の影響はもちろんあった。例えば3ポイントシュートの試投数は今シーズン平均の32.4に対し23へと低下。それでもフィールドゴールの試投数は平均85.4に対し88と上回った。ここで大きく貢献したのは、いつも以上に積極的にアタックしてシーズンハイの20得点を挙げたドレイモンド・グリーンだ。「カリーがいないとゲームはかなり変わってくる。彼がいれば、すべてがよりスムーズに流れて、僕たちはオープンショットを打てる。ただ、カリー不在の状況にアジャストしてチームとしてうまく戦えたと思う」とグリーンは胸を張る。

カリーの代役として先発したショーン・リビングストンは16得点6アシストと役割を果たし、ケビン・デュラントが21得点7リバウンド8アシストとエースの働き。マジックはニコラ・ブーチェビッチが20得点と気を吐いたものの、ブーチェビッチを休ませている時間帯にウォリアーズに走られた。

カリーを欠いても連勝を続けられたことはウォリアーズにとって大きな収穫だ。ウォリアーズは次戦のセルティックス戦から、シクサーズ、ネッツ、サンダーとアウェー4連戦。カリーはセルティックス戦から復帰できる見込みだが、このマジック戦で自信を得たことで、カリーが万全でない場合に無理をさせなくても済むという計算が立つ。

今シーズンもウォリアーズは盤石。その自信を深めた一戦だった。