写真=Getty Images
リーグ最下位のリバウンドの改善が急務
三遠ネオフェニックスがローレンス・ブラックレッジの獲得を発表した。
アメリカイリノイ州出身のブラックレッジは206cm85kgのパワーフォワードで、大学卒業後アメリカやカナダでプレーした。2010年にbjリーグ時代の大阪エヴェッサに加入し、日本でのキャリアをスタートさせた。その後、浜松・東三河フェニックス(現三遠ネオフェニックス)、岩手ビッグブルズなどでプレーした。
昨シーズンはB2の愛媛オレンジバイキングスに所属。45試合に出場し、平均10.8得点5.8リバウンドを記録している。
2012年以来の三遠復帰となったブラックレッジはクラブの公式ホームページでこのようにコメント。
「またフェニックスでプレーできることを光栄に思います。そしてこの機会を与えていただき、とても感謝しています。日本に戻れることを楽しみにしていると同時に、チームがより高いレベルになるように貢献したいと思います」
現在5勝6敗の三遠は故障中のロバート・ドジャーがインジュアリーリストに登録されており、開幕から外国籍選手2名での戦いを強いられていた。その結果インサイドの弱体化はまぬがれず、オフェンスリバウンド、総リバウンド数でリーグ最下位と数字にも顕著に表れている。
純粋なパワーフォワードであるブラックレッジがリバウンドを支配することができれば、周りの選手が思い切りよくシュートを打つことができ、さらにはセカンドチャンスを与えずに済む。ブラックレッジのリバウンドが今後の三遠の出来を左右することになりそうだ。