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手術の必要はないが、全治6週間から8週間の診断

6月13日に行われたNBAファイナル第5戦。第3クォーターの残り10分30秒にJR・スミスをブロックし、接触した際に左膝を負傷したアンドリュー・ボーガット。その後一人で歩くことができず、両脇を抱えられながらロッカールームへと引き下がることとなった。

MRI検査の結果、脛骨近位部と大腿骨遠位部の骨の打撲という診断で、全治6週間から8週間かかる見込みとなった。幸いなことに手術の必要はないが、今シーズンはこれで終了ということになる。

ボーガットはレギュラーシーズンに1試合平均1.63ブロックを記録しており、ファイナルでは短いプレータイムの中で10ブロック、プレーオフでは35ブロックという数字を残しており、これはNBA全体で2位の成績を誇っていた。

今シーズンのウォリアーズを象徴するスモールラインアップ(通称『死のラインナップ』)。これはボーガットというビッグマンの起用法とのギャップによって破壊力を増していた。

ここに来て先発ビッグマンを失ったウォリアーズ。スモールラインナップのみの戦いで2年連続の優勝を掴み取ることができるであろうか。