ポポビッチも称賛「教わって身に着くものではない」
12月26日のマーベリックスvsスパーズは、ルカ・ドンチッチにとっては右足首のケガからの復帰戦だった。そのドンチッチは約33分間のプレーで24得点10リバウンド8アシストとトリプル・ダブル級のスタッツを記録。ケガで約2週間休んでいたとは思えないパフォーマンスでマブスを102-98の勝利へと導いた。
試合後のインタビューでドンチッチは「マラソンを走っているような感じだった」と、久々の試合でいつもとは違う疲労があったことを認めた。その影響からか彼のフィールドゴール成功率は23本中9本の27%と低かったが、3ポイントシュートは8本中3本成功させている。
この試合でマーベリックスは6人の選手が2桁得点を記録して、故障明けのエースを支えた。中でもティム・ハーダウェイJr.はフィールドゴール14本中7本を成功させ17得点、クリスタプス・ポルジンギスとドリアン・フィニー スミスもそれぞれ13得点を挙げた。ポルジンギスは「ドンチッチはディフェンスを引きつけてくれる。それで周りの選手がオープンになる。それが確率良くシュートを決められる理由だよ」と話し、ドンチッチの存在の大きさを認めた。
敗れたスパーズのヘッドコーチ、グレッグ・ポポビッチは、ドンチッチを往年の名選手と比較して称賛した。「あまり言いたくはないが、彼の視野の広さはマジック・ジョンソンに似ている。彼が持つ直感力は教わって身に着くものではない」
マーベリックスはこの勝利でシーズン20勝に到達し、同地区首位のロケッツに0.5ゲーム差に迫った。28日ペリカンズ戦の翌日にレイカーズ戦を控えるチームにとって、ドンチッチの復帰は非常に大きい。
It was good to have Luka back on the court!@luka7doncic | #MFFL pic.twitter.com/vQIU7boePe
— Dallas Mavericks (@dallasmavs) December 27, 2019