クリッパーズが本拠地ステープルズ・センターのチームベンチ隣に年間1900万円超の『スターコートサイド』シートを新設

2017/09/10
NBA&海外
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写真=Getty Images

1試合あたり44万円は高いか安いか!?

2017-18シーズンから、クリッパーズが本拠地ステープルズ・センターに新たな年間シートを設けることが分かった。

その名も『スターコートサイド』シート。このシートは各チームのベンチ隣に4席ずつ、計8席のみ設けられるという。気になる価格だが、なんと年間17万5000ドル(約1900万円)。プレシーズンを合わせ、今シーズンはステープルズ・センターでクリッパーズの試合が43試合行なわれる予定で、1試合にすると4070ドル(約44万円)に相当する。

もちろん、これだけの金額を支払うのだから、ただのコートサイド席ではない。『スターコートサイド』シート購入者には、座席までウェイターが食事やドリンクを持って来る『イン・シート・ウェイター』サービス、会場の駐車場に専用の係がつき、VIP専用エントランスからアリーナに入るサービスもつけられるという。

気になる購入者のターゲットについて、クリッパーズのビジネス運営部門代表を務めるジリアン・ジャッカーは、『ESPN』に「新たなシートは間違いなくテレビに映る座席なので、見られたい職業の方、特にハリウッド関係者向きでしょう」と答えた。また「他にも企業関係、代理人、もしくはコアファンも、より近くで試合を観戦したいでしょう」と続けた。

ハリウッドのあるロサンゼルス向きのラグジュアリーシートだが、もし営業面で成功を収めれば、同会場をホーム使用しているレイカーズ、大都市に本拠地を構えるニックス、ウォリアーズ、セルティックスらも同様のアイディアを実行するはず。

自宅にいながらバーチャルリアリティ観戦が日常になる時代が間近に迫っているが、やはりプロスポーツは現場で生観戦が一番熱い。会場での体験度、満足度を上げるべく、クリッパーズが行動に移した新たな試みがどういう効果を発揮するのか注目したい。