横浜ビー・コルセアーズ、ディフェンスのハードワークを40分間遂行して滋賀に快勝

2019/11/03
Bリーグ&国内
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横浜ビー・コルセアーズ

自分たちのリズムでシュートを打って突き放す

11月2日、横浜ビー・コルセアーズがホームで滋賀レイクスターズと対戦。前日に崩れた守備を立て直して相手のファストブレイクポイントを0に抑え、最後までハッスルプレーを貫いて79-58で快勝した。

第1クォーター、横浜は出だしからルーズボールへの鋭い反応など球際の強さを発揮する。アキ・チェンバースが、一瞬マークが空いたチャンスを逃さずに3ポイントシュートを2本成功させるなど、確率良くシュートを決め24-16と先行した。

第2クォーターに入っても横浜は激しいプレッシャーディフェンスで相手にタフショットを強いる。そして、このクォーターで司令塔の生原秀将が4アシスト、センターのジェイソン・ウォッシュバーンが3アシストを挙げるなど、内と外でパス回し守備のズレを作ることで滋賀を突き離す。そして前半終了間際に生原が3ポイントシュートを沈め、17点と大量リードで前半を終えた。

第3クォーターに入ると滋賀もトランジションから外角シュートをテンポ良く決め、残り5分には点差を1桁に縮める。だが、ここでも横浜は滋賀のインバウンドパスで5秒バイオレーションを誘発、田渡凌のスティールからチェンバースの速攻など、守備からリズムを取り戻しすぐにリードを2桁に戻した。

指揮官のトーマス・ウィスマンが「ハーフタイムに20点のリードを奪っていても満足するなと言いました」と振り返るように、横浜は第4クォーターに入ってもプレーの強度を落とさず、このクォーターで9失点と滋賀に付け入る隙を与えない完勝だった。

横浜ビー・コルセアーズ

『ウォーカー封じ』が勝利の大きな要因に

滋賀のショーン・デニスヘッドコーチは、勝敗を分けた大きなポイントを横浜の修正に対応できなかったことだと語る。その一つに、ヘンリー・ウォーカーをマークする選手がアキ・チェンバースに代わったことを挙げた。

横浜のウィスマンヘッドコーチは、このマッチアップ変更の意図を次のように明かす。「ウォーカー選手には昨日の試合、ビッグマンがついてスイッチで対応しようとしたがうまくいかず、多くのスペースを与えて3ポイントシュートを6本中4本決められました。それでアキにつかせて、ポストアップされたらダブルチームに行く。前半はそこで何回かキックアウトされて外から決められたが、後半はアキがうまく守ってくれた」

機動力に優れたチェンバースがアウトサイドでも密着マークすることで、ウォーカーは簡単に3ポイントシュートが打てなくなる。その分、サイズの有利を生かしたゴール下へのアタックを食らいやすくなるが、そこはチームディフェンスでカバー。このディフェンスが機能し、ウォーカーは前日の23得点5アシストから9得点2アシストとスタッツを落としている。

デニスヘッドコーチは「ウォーカーのドライブに対し、横浜は(ジョルジー)ゴロマンがヘルプしてきました。それに対応して3ポイントシュートを決めた時もありましたが、繰り返すことができなかった」と、良いプレーがあってもそれを継続できなかったことを悔やんだ。

横浜ビー・コルセアーズ

「チームとして良いプレーができてハッピー」

ウォーカーを見事に抑えた上、23得点8リバウンドと攻守で勝利に貢献したチェンバースは、「チームとして良いプレーができてハッピーだ。みんなよくボールを回し、ハードにディフェンスできた」と勝因を語る。

ウォーカーとのマッチアップについては「彼は素晴らしい選手であり、こういうチャレンジは好きだ。彼は僕よりパワーとサイズがあるけど、手堅く守れたと思う。コーチを信頼して自分のできることがやれた」と振り返った。

これで連敗を3で止めた横浜は5勝6敗となっている。「まずは勝率を5割に戻すこと」とチェンバースが語る目標は、今日のように40分間、集中力をきらさずタフにプレーすることを継続できれば実現できる。

11月3日のB1 7試合の結果
富山64-85琉球
島根53-87川崎
横浜79-58滋賀
新潟71-60名古屋D
三遠70-87大阪
三河89-91SR渋谷
千葉88-61京都