最後まで集中力を切らさなかったアルバルク東京、王者の貫禄を見せホーム2連勝

最後まで集中力を切らさなかったアルバルク東京、王者の貫禄を見せホーム2連勝

2019/10/27

アルバルク東京

逆転した後のパフォーマンスに明暗

アルバルク東京がシーホース三河をホームに迎えた第2戦を99-95で勝利した。

28-23とリードして迎えた第2クォーター、A東京はピック&ロールやピック&ポップからズレを作り、さらに速いパス回しで三河のディフェンスローテーションを崩していく。そして、わずかなディフェンスの隙を見逃さず、安藤誓哉や田中大貴が次々とシュートを沈め、リードを拡大していった。

だが、残り2分、ダバンテ・ガードナーがオフェンスリバウンドからセカンドチャンスを決めた三河が反撃を開始。長野誠史もスティールから速攻へと繋げるなど8連続得点を決めて追いすがった。

A東京の指揮官ルカ・パヴィチェヴィッチは試合後、この一連の流れを課題に挙げた。「第2クォーターの終盤で三河に8連続得点を与えたのが、後半に響いた。三河はここで行けるぞという気持ちになった」

菊地祥平

菊地祥平のバスケット・カウントをで流れを引き寄せる

A東京が54-44とリードして迎えた後半、8人ローテーションの疲れも見え始め、残り4分でチームファウルが5つに到達してしまい劣勢に立たされる。

三河はガードナーがインサイドでダブルチームで守られても、アグレッシブに攻めてファウルを誘った。三河は獲得した7本すべてのフリースローを決め、少しずつ点差を縮めていく。さらに、金丸晃輔の3ポイントシュートも飛び出し、5点差まで詰めて最終クォーターへ突入した。

第3クォーターの良い流れを継続した三河が、金丸の連続3ポイントシュートで逆転。その後、A東京はアレックス・カークと田中、三河は金丸と岡田侑大を中心としたオフェンスを展開し、一進一退の戦いが終盤まで続いた。

残り2分50秒、熊谷航のパスミスから速攻に持ち込み、菊地祥平が3点プレーとなるバスケット・カウントを獲得しポゼッション差に。

この菊地のプレーで勢いに乗ったA東京はガードナーからチャージングを誘発するなどディフェンスも引き締まった。そして、残り52秒、田中の3ポイントシュートが決まり、95-88としたところで勝負アリ。

最後の粘りに遭うものの、最後まで集中力を切らさなかったA東京がハイスコアリングゲームを制した。

金丸晃輔

ルカコーチ「ディフェンスプランが噛み合わない時があった」

敗れた三河の鈴木貴美一ヘッドコーチは、連敗はしたが「内容的には昨日よりも良かった」と、振り返った。

「第3、4クォーターでは、前半の課題を修正して勝てるゲームだったけど、最後の大事なところでミスが出て残念だった。それでも特に後半には課題を修正することができて、今後に繋がる良い経験になりました」

一方、ルカコーチは「ディフェンスプランが今一つ噛み合わない時間帯があった。金丸にここまで点数を取らして乗せたことが反省。ガードナーの1対1もゲームプラン通りに抑えることができなかった」と、勝利はしたがディフェンスでの出来を課題に挙げた。

第1戦では、三河の得点源を抑えることで優位に試合を進めたが、この試合ではガードナーに27得点、金丸には35得点を許した。

それでも、「金丸の連続3ポイントシュートで逆転されたけど、短い時間帯で再逆転して一度は7点アップまで持って行ったのは冷静にプレーした結果」と、勝負どころの安定感に胸を張った。

故障者を抱えるA東京は8人しかプレーできる選手がいなかった。さらにファウルトラブルに陥るなど苦しい展開となったが、オフェンス力が自慢の三河にホームで2連勝を収めた。まさに王者の貫禄を見せつけた結果となった。

10月27日のB1 9試合の結果
SR渋谷91-71川崎
富山72-69宇都宮
秋田71-68滋賀
京都71-69新潟
琉球98-87三遠
千葉101-63島根
A東京99-95三河
名古屋D77-74横浜
大阪60-69北海道

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