ロンゾ・ボール

結果を出せず『エアー・ボール』と呼ばれたことも

オフにレイカーズからペリカンズにトレードされたロンゾ・ボールが、3年目のシーズンに向け、シュートフォーム改造に取り組んでいる。

これまでボールのシュートフォームは変則的だと話題になることが多かったが、結果が出ていれば文句は言われなかっただろう。しかし、キャリア2年で残した成績はフィールドゴール成功率38%、3ポイントシュート成功率31.5%で、悪意のあるファンから『エアー・ボール』という蔑称で呼ばれたこともあった。

本人も、この成績を受けてシュートフォームの改造を決断したのだろう。ペリカンズ公式のTwitterアカウントに投稿された動画を見ると、以前よりも一般的なフォームに変わっていることが分かる。

レイカーズでの1年目は『ゴールデンルーキー』ともてはやされたが、3年目ともなれば周囲の見方も変わる。特に今シーズンは、彼にとっても新たなスタート。ドラフト1位ルーキーのザイオン・ウィリアムソンを擁するチームで、司令塔としての活躍が期待されている。

プレーメーク、アシストだけでなく、外角からのシュートが武器に加われば、選手としても次の段階にレベルアップできる。勝負の3年目に結果を残すため、ボールは努力を続けている。