NBAキャリア4年目を迎える22歳でシグネチャーシューズ
ビクター・ウェンバニャマがナイキと長期契約を結び直し、自身のシグネチャーシューズ「Nike Wemby 1」を出すことになった。
契約金額は1億ドル(約150億円)を超え、2003年にレブロン・ジェームズが新人時代に結んだ8700万ドルの記録を21年越しに更新する見込みだ。レブロン、ステフィン・カリー、ケビン・デュラントなど、1億ドルを超えるシューズ契約を持つ選手はごく一握りだが、ウェンバニャマもその仲間入りを果たす。
そもそも彼を象徴する『エイリアン』というニックネームは、まだドラフトも受けていない2022年、レブロンが名付けたものだ。「ここ数年で何人かの選手が『ユニコーン』と呼ばれてきたけど、彼はもっとエイリアンに近い。あんなに身長があるのに、あれほど優雅にコートを動ける選手は見たことがない。間違いなく世代を代表するタレントだ」とレブロンはウェンビーを評した。
当時19歳だったウェンバニャマ自身もこの呼び名を気に入っている。「エイリアンと呼ばれるのは好きだよ。それこそ、僕がなりたいと思っている姿だから。独自で、オリジナルな存在。『ユニコーン』はあまりオリジナルじゃないから、そう呼ばれるのは苦手だった」
このエイリアン像は、ナイキが一方的に与えたブランディングでもなかった。2023年のドラフト抽選会がパリで開かれた際、当時のウェンバニャマはエイリアンの顔や宇宙船の落書きを自ら描き溜め、ナイキや広告代理店との打ち合わせに持ち込んでいたという。ロゴのモチーフには、彼自身による発想が確かに息づいていた。
今回の新契約では、そこからさらに発展した『ビッグバン』というコンセプトのもとで新たなロゴが公開される。バスケットボールとナイキのスウッシュを組み合わせたデザインから一転、鏡写しのスウッシュのような、様式化された『VW』のロゴへと生まれ変わる。2025-26シーズンにオールNBAファーストチーム、満場一致のディフェンシブ・プレーヤー・オブ・ザ・イヤーを獲得した実績が、このブランド刷新の裏付けとなっている。
A statement from Nike to @TheAthletic on Victor Wembanyama becoming their next signature athlete:
“We are proud to continue supporting Victor Wembanyama’s journey with Nike. As one of the most unique and influential athletes in the world, Victor is a generational talent who… pic.twitter.com/DIpdKR3h7G
— Jared Weiss (@JaredWeissNBA) July 31, 2026
