オースティン・リーブス

4年1億8500万ドルの契約延長でレイカーズ残留を決める

このオフのレイカーズでは、対照的な2つの選択があった。ドラフト外から主力へと成長した生え抜きのオースティン・リーブスが4年1億8500万ドル(約280億円)の新契約で残留した一方で、レブロン・ジェームズはチームを去った

サマーリーグが行われているラスベガスを訪れたリーブスは、自身の去就について「不安になったことは一度もなかった」と語る。「僕はずっとレイカーズにいたいと思っていた。シーズン終了から決断が下るまでに間はあったけど、解決策は見えていた。僕の心はずっとLAにあった」

その確信は、ここまでのキャリアそのものから来ている。「僕はNBAでプレーできると思ってもいなかった。ディビジョン1でプレーできるとすら思っていなかったんだ。兄と一緒にディビジョン2でプレーして、その後は海外でバスケを楽しむものだと思っていた。でも、現実は違う方向へと進んだ。いくつかのチャンスをモノにして、今この場所にいる」

残留を決定付けた要因を「レイカーズという組織そのもの、そしてコーチングスタッフだ」とリーブスは説明する。

彼は自分のポテンシャルを開花へと導いたレイカーズへ絶対的な信頼を寄せている。その一方で、レブロンが去ることについては戸惑いを感じている。その知らせを聞いたのはゴルフを楽しんでいる最中で、「一日の気分が台無しになった」と言う。

「正直、まだ気持ちが整理できたかどうか分かっていない。昨夜ここに着いた時点でもレブロンのことを考えていた。彼抜きでシーズンを始めるのは、僕にとって初めてのことだ。冗談を言い合って、15歳みたいに振る舞う彼の姿しか知らないからね。ただ、これは彼の決断だ。彼には愛と尊敬しかない。近いうちまたゴルフで一緒にプレーできるさ」

レイカーズはルカ・ドンチッチとリーブスのコンビを中心にした新体制となる。リーブスも「完全に別のチームになるし、選手に求められることも変わってくる」と言うが、JJ・レディックを始めとするコーチングスタッフとは価値観が一致しているため不安はない。

「JJやスタッフから求められた役割を全力で果たすつもりだ」と語るリーブスは、変わりゆくレイカーズで新たな『チームの顔』になろうとしている。