シーズンMVPを受賞したウェストブルック「家族の支えがなければ自分はいない」

シーズンMVPを受賞したウェストブルック「家族の支えがなければ自分はいない」

2017/06/27

写真=Getty Images

55年ぶり、史上2人目の『平均トリプル・ダブル』を達成

6月26日に開催された『NBA Awards』で、サンダーのラッセル・ウェストブルックが2017年のシーズンMVPに選出された。

昨シーズンのウェストブルックは、平均31.6得点を記録しキャリア2回目の得点王に輝いた他、得点以外にも10.7リバウンド、10.4アシストをマークし、オスカー・ロバートソンが1961-62シーズンに達成して以来となる『平均トリプル・ダブル』という偉業を達成。また、単一シーズンでの年間『トリプル・ダブル』達成回数でもロバートソンの41回を上回り、42回という金字塔を打ち立てた。

『NBA Awards』の最後に発表されたMVP受賞後、檀上に立ったウェストブルックは、オクラホマシティのファン、チームメートへの感謝を述べた後、会場に来ていた家族に向け、「最後に、家族に感謝を伝えたい」と語り始めた。

「絶対に泣かないと自分に言い聞かせたんだけれど」と、ウェストブルックは涙を堪えながら言葉を続ける。

「家族の支えがなければ、今の自分がどうなっていたか分からない。両親は、僕、それに兄弟が欲しいものを与えてくれた。自分のためにすべてを捧げてくれた。複数の仕事を抱えながら、自分たちの人生を捧げてくれた。父は毎日早朝に起きて仕事に出かけ、夜遅くまで家の外でシュート練習に付き合ってくれ、一緒にテレビゲームをする時間も取ってくれた。母は家族が一つになれるよう、全力を尽くしてくれた。そんな母に恵まれた自分は幸せ者です。両親の存在がなければ、今の自分はいなかった。感謝することはたくさんあるのに、何を言っても十分に伝えきれない」

MVP最終候補に残ったスパーズのカワイ・レナード、ロケッツのジェームズ・ハーデンと比較され、「チームを勝たせられていない」と批判もされた。だが、歴史的な快挙を成し遂げ、ケビン・デュラントがウォリアーズに移籍して1年目となった昨シーズン、サンダーをプレーオフに導いたのは、他の誰でもないウェストブルックだった。

ウェストブルックは、批判には必ずパフォーマンスで返答してきた。NBA選手に贈られる最高の栄誉を獲得した今、来シーズンはさらにチームに勝利をもたらすことができるよう、オフの間を通じてさらなるレベルアップを目指すに違いない。

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