群馬クレインサンダーズ

あの「つじまさし」さん登場に会場は大熱狂

5月31日、群馬クレインサンダーズは今シーズン最後のチーム全体イベント『ファンフェスト 2025-26』をオープンハウスアリーナ太田で開催した。昨シーズンと同様に運動会形式で行われたイベントにはファン3660人が集まり、アリーナは笑顔と歓声に包まれた。運動会の前には、選手から直接ユニフォームなどにサインがもらえ写真が撮れる『応援感謝祭購入品お渡し会』、『サンダーズハウス 30回来場特典お渡し会』、『コラボグルメお渡し会』も行われた。

運動会は、チームコメディレッド(辻直人、佐藤誠人、谷口大智)、チームクールブルー(トレイ・ジョーンズ、コー・フリッピン、エージェー・エドゥ)、チームキュートグリーン(藤井祐眞、ケリー・ブラックシアー・ジュニア、ヨハネス・ティーマン)、チームヤングイエロー(淺野ケニー、中村拓人、細川一輝)の4チームに分かれて行われる予定だったが、外国籍選手とアジア特別枠選手の4人は帰国のため欠場。代わりにコーチ陣が一部競技に参加した上で、コメディレッドとクールブルー、キュートグリーンとヤングイエローの連合軍で合計点数を競う形となった。

入場から会場は沸いた。他の選手と一緒に入場しなかった辻が、今シーズンのBリーグオールスターの直前記者会見で披露した『つじまさし』として登場し、『関白宣言』ならぬ『開幕宣言』を熱唱。『FANFEST 2025-26 Ver.』の副題の通り、今回のファンフェスト用にアレンジした歌詞で会場の爆笑をさらった。

会場全体でラジオ体操を行った後に競技開始。玉入れ、綱引き、借り物競争、フィールドオセロ、大縄跳びはいずれもファン参加型で行われ、盛り上がりを見せた。5種目の大縄跳びを終えて、連合軍の合計点数は同点。最終決着は、選手とコーチだけの大縄跳び対決で争われ、見事にキュートグリーンとヤングイエローの連合軍が勝利を手にした。

淺野ケニー

淺野「ファンフェストも勝者のメンタリティで」

昨年に続き、MVP級の活躍を見せて会場を沸かせた淺野は「勝者のメンタリティでコートに立っていました」とイベント後に笑顔で話した。

淺野は昨年のファンフェストでフリッピンと激しくやり合い「もう一緒にご飯に行かない」と宣言されていた。この因縁は今年も継続しており、イベント開始時からフリッピンに空気扱いされるイジリを受けていたが、何度も上手く返してトーク力の成長も見せた。

淺野はファンフェストを通じて、さらにチームの結束力を感じたとも話した。「本当に仲が良いチームです。コーとも裏では仲良くやれています。本当ですよ(笑)」

淺野はシーズンを「僕のバスケットキャリアで1番苦しいシーズンでした」と振り返るが、なかなか自身の役割を見出せずにいた序盤を経て、シーズン中盤以降はチームになくてはならない存在となった。ルーキーとして自身の価値を示せたことも多かった。

その成長を支えてくれたのはファンの存在だったと言う。「(お渡し会で)僕を選んで買ってくださるのは特別なことなので、ありがたいです。試合でも自分のグッズを掲げてくれている人を見るのは励みになっているので感謝の気持ちしかないです」

ファンフェストの最後には選手全員がファンに感謝の言葉を述べた。当日、不参加だった4選手からのビデオでのメッセージに加えて、今シーズン途中加入でチームを支えたケニー・ローソン・ジュニアとテレンス・ウッドベリーのメッセージもサプライズで流れ、ファンからは歓声が上がった。

キャプテンの辻は次のようにコメントしてイベントを締めた。

「皆さんの応援があり、本当に良いシーズンを過ごせました。たくさんのトラブルに見舞われましたけど、みんなで着実に成長して本当に良いチームになって、クラブとしても成長しています。太田市にバスケが根付いて、これから群馬県全体でも愛されて応援されるチームになっていけたらなと思います。引き続き、皆さんのサポートが必要です。そのサポートの恩返しのために僕たちはコートで頑張って、最終目標である優勝を目指していきます。今シーズンも本当にありがとうございました」

なお、このイベントの様子はクラブの公式YouTubeにて、後日公開される予定となっている。