イ ヒョンジュン

第3クォーターで勢いに乗った長崎が試合を制する

5月24日、長崎ヴェルカvs琉球ゴールデンキングスのBリーグファイナル第2戦が横浜アリーナで開催された。

長崎は熊谷航、馬場雄大、イ ヒョンジュン、ジャレル・ブラントリー、アキル・ミッチェル、琉球は岸本隆一、松脇圭志、ヴィック・ロー、アレックス・カーク、ジャック・クーリーが先発を務めた。

序盤の攻防を制したのは先勝している琉球。ローのダンク、カークのフックシュート、岸本のドライブが決まり、開始1分半で6-0と走った。しかし、長崎はここでタイムアウトを取り、ボールマンへのダブルチームを増やすなど立て直した。初戦はタッチが悪かったヒョンジュンとスタンリー・ジョンソンが1本目の3ポイントシュートを決めたことで落ち着きを取り戻すと、ヒョンジュンがバスケット・カウントプレーに長距離砲とさすがのプレーを見せ、このクォーターだけで12得点を挙げて逆転。さらに熊谷のコースト・トゥ・コーストも飛び出し、20-14で第1クォーターを終えた。

その後、互いにディフェンスの強度が増し、イージーシュートがほとんど打てない守り合いの時間が長く続いた。長崎はファウルがかさみ、このクォーターだけで10本のフリースローを与えたが、スクリーンアウトを徹底するなどゴール下のバトルで負けず琉球にオフェンスリバウンドを取らせないことで流れを渡さなかった。攻め手を欠く中、ジョンソンがポストプレーからのミドルシュートを連続で沈めたこともあり31-29とリードして前半を終えた。

後半開始早々、長崎はミッチェルとブラントリーが3つ目、琉球は岸本が個人4つ目と互いにファウルトラブルに陥った。そして、長崎は岸本がいないこの時間帯にボールマンプレッシャーを強めたことで流れを持ってくる。馬場がローからスティールしそのまま速攻に繋げると、さらに直後にもジョンソンがパスカットからワンマン速攻を成功させた。琉球にまともにゲームメークさせないディフェンスで完全に流れをつかんだ長崎は、ジョンソンやブラントリーの鋭いアタックで加点すると、山口颯斗の3ポイントシュートも飛び出し、一気に2桁リードを奪った。

38-52と後がない琉球は第4クォーター頭から4ファウルの岸本を投入。ディープスリーを沈めて悪い流れを止めたかに思えたが、コミュニケーションミスから連続でゴール下のイージーシュートを許すなど、ディフェンスで綻びが生じ、自ら主導権を明け渡した。

長崎は残り6分を切ったところで熊谷が5ファウルとなったが、馬場を筆頭にディフェンスのインテンシティが落ちずリードを保つ。しかし、中盤から長崎は時間を進めることに意識が向き得点ペースが落ちると、琉球が決死の追い上げを見せて得点差を一桁まで縮める。琉球の強度の高いディフェンスに翻弄されるが最後までこのリードを守り抜き、66-60で勝利した。

これでシリーズは1勝1敗に。運命の第3戦は5月26日、19:05ティップオフとなる。