川崎ブレイブサンダースはレギュラーシーズンで勝率1位を記録し、Bリーグ初年度を準優勝で終えた。キャプテンの篠山竜青は常勝軍団をまとめ上げ、全試合に先発出場。特にチャンピオンシップでは得点へとプレースタイルをシフトした強みを存分に発揮し、ファイナル進出の立役者となった。
NBAファイナルの決着となった第5戦、その試合のWOWOWの試合中継へのゲスト出演を終えた篠山に、Bリーグ初年度を振り返ってもらった。
大きい選手に向かっていく技術やハンドリングに注目
──WOWOWのNBAファイナル第5戦の解説お疲れさまでした。NBAはいつから見ていたのですか?
小さい頃から見てました。1997年のマイケル・ジョーダンの優勝はしっかり記憶にありますし、そこからずっと見てます。シーズン中も見ていました。
小さい頃は(アレン)アイバーソンが好きでしたね。中学生の頃はアイバーソンの真似してあのような(ストリート系の)格好をしてました。今でもゆったりした洋服のほうが好きです。
プレーもアイバーソンはもちろん、いろいろな選手のプレーを真似しています。今だとカイリー・アービングだったり、ステフィン・カリー、アイザイア・トーマス、マイク・コンリーはよく見てチェックしてますね。小柄な選手が大きい選手に向かっていく上での技術やハンドリングというのは、気になるところです。
──ウォリアーズの優勝は予想通りでしたか?
ファイナルが始まる前は4勝2敗でキャブズと予想してましたが、1戦目を見てスィープかなと思いましたね。特にどちらを応援するというのはなかったですが、一緒にワークアウトをしたことがあるアービングがいるのでキャブズを応援してはいました。
「成功かどうかが分かるのは来シーズンになってから」
──ウォリアーズのように絶対的な強さを見せた川崎でしたが、Bリーグ初年度はどのようなシーズンでしたか?
元企業チームなので変えなければいけないポイントや、プロとしていろいろな面で他のチームに学んで追いつかなくてはいけないところがたくさんありました。とどろきアリーナもシーズンを経て少しずつ変わってきて、最後も栃木とはファンの差でかなりリードされてしまいましたけど、1年目としてはクラブ全体として良い成長を見せることができたと思います。
──選手だけでなくクラブ全体で成長したシーズンだったということですね。
そうですね、企業チームからプロチームに変わっていくということで、フロント陣も外部の人間を引き抜いて入れたり、クラブとしての変化はかなりあったと思います。ただ、成功かどうかが分かるのは来シーズンになってからだと思います。そして、今年一年間の努力を集客という結果で出さないといけないです。
──やはり集客が一番の問題ということなのでしょうか?
そこが確かにネックですが、チームの中の人間からすると、NBL時代に比べれば非常に手ごたえを感じてはいます。でも、元企業チームはメディアやリーグ側からは厳しく見られている印象も受けます。僕らだけじゃなくて元企業チームは、プロになるということですごい努力してるんですが、なかなか認めてはもらえない。そう感じることは正直あります。
──元企業チームということでハードルが上がっていたということですね。そういう意味では勝利へのプレッシャーみたいなものも感じていたのですか?
いえ、挑戦者のつもりでやっていましたしそういうプレッシャーはなかったです。でも企業を母体にしないチームに初代王者になってほしいという雰囲気や、リーグ全体の空気、メディアの空気は感じていたのでそこへの反骨精神は持ってました。
──強さの源は反骨精神だったのですね。Bリーグ初年度で準優勝、企業チームからの脱却、そしてクラブの成長を感じた1年となったわけですが、点数はありきたりなので、この1年を四字熟語で表すと何でしょうか?
えぇっと何だろうな。『成長』とか『目覚め』……『意識改革!』。出てきました、意識改革の年だったと思います。
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[NBAバスケットボール 2017超絶プレーオフ 記憶に残る名勝負選]
・7/25(火)12:30~ プレーオフ一回戦ウォリアーズvsトレイルブレイザーズ第4戦
・7/25(火)15:30~ プレーオフ西準決勝ウォリアーズvsジャズ第4戦
・7/26(水)12:30~ プレーオフ西決勝ウォリアーズvsスパーズ第4戦
・7/26(水)15:30~ NBAファイナル キャバリアーズvsウォリアーズ第5戦
※すべてWOWOWライブで放送
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