変更期限を過ぎており、メーカーも認めず
ペリカンズとのトレードでレイカーズに加入したアンソニー・デイビスは、レブロン・ジェームズが背番号を譲る意思を示したため、新天地での2019-20シーズンもこれまでと同様に思い入れのある『23番』でプレーするはずだった。ところが、ここに来て問題が発生。レイカーズが背番号変更についてリーグに問い合わせたところ、番号変更の期限である3月15日を過ぎているため認められない、との返答を受けたという。
2017-2018シーズンからNBA公式アパレルプロバイダーになったナイキの許可があれば変更は可能だったようだが、このルートでも別の問題が発生。ナイキが製造したレブロンの23番ジャージーは在庫数が多いという理由から、レイカーズの要望は認められなかったという。
レブロンは23番をデイビスに譲って、来シーズンからはヒート時代と同じ6番のジャージーを着用すると見られていた。しかし、規定がある限りは受け入れるしかない。そこでデイビスは、7月13日に行なわれる入団会見を前に、レイカーズでは小学校以来となる3番のジャージーを選択したことをSNSで発表した。
過去にレイカーズの3番を着けてプレーした選手は、トレバー・アリーザ、デビン・イーバンクス、デビン・ジョージ、ジェフ・ランプ、ジェイ・ビンセント、セデール・スリアット、シャモンド・ウィリアムズ、エルモア・スミスといったところ。
レブロンが6番、デイビスが23番のジャージーを着てコートに立てるのは1年後になってしまったが、背番号よりも大事なのは結果を残せるかどうか。ファンも2人の背番号より、来年の6月までレイカーズがプレーする方に期待しているはずだ。