ウソッ!? 我らのウィザーズがオレたちの八村塁を指名して歴史的快挙の当事者に!

2019/06/21
NBA&海外
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ウィザーズ

26年間愛し続けたウィザーズに、八村がやって来た!

同胞の皆さん、おめでとうございます!

喜びや驚きとともに、きっと困惑していることだろう。我らのウィザーズがトレンドで急上昇していることに焦る。歴史的快挙はもちろん期待していたが、ただただ我がウィザーズが誰を選択するかに注目していた。

NBAコミッショナーのアダム・シルバーが1巡目9位指名の名を告げる。その瞬間、思考回路がおかしなことになった。日本人初のNBAドラフト1巡目に指名された八村塁の交渉権を得たのは、関係ないどこかのチームではなかった。26年間愛し続けたウィザーズに、八村がやって来た!

あれから半日が経とうとしているが、いまだに気持ちの整理がつかない。普段は1件あるかないかのLINEやSNSのコメント欄に、次々と祝福のコメントが寄せられている異常事態だ。「ウィザーズに決まった瞬間、最初に頭に浮かんだ」と……。

昨シーズン途中、ウィザーズは解体されてしまった。若手筆頭のケリー・ウーブレがサンズに、地元ジョージタウン大学出身のフランチャイズビルダーとして期待していたオット・ポーターがブルズにトレードされた。昨年2月、ホームを訪れた時にポーターのジャージを現地で買った。渡邊雄太がNBA入りし、グリズリーズの12番を買ってしまった罪悪感から、我がウィザーズの12番も入手したのだ。そんな2人が去ってしまい、悲しみに打ちひしがれるシーズンだった。

スーツは青と赤、ウィザーズのチームカラーだった!

昨シーズンのウィザーズは32勝50敗、東地区11位。ケガ人が多いシーズンでもあった。大黒柱として期待されたドワイト・ハワードは9試合しか出場機会がなく、リーダーのジョン・ウォールに至ってはケガの回復を目指していたはずが自宅で転んでアキレス腱断裂。来シーズンもいつ戻ってくるか分からず、プロとしてあるまじき行為に天を仰ぐしかなかった。

そんな状況でもコートに立つ選手たちは常にハードワークし、戦う姿勢を示してくれたのはファンとしてうれしい。ブラッドリー・ビールがチームを引っ張り、トーマス・ブライアントは吠えて闘争心を見せる。ワールドカップで日本と対戦するチェコ代表のトーマス・サトランスキーはコントロールが安定してきた。来シーズンへ向けて再建しなければならない中、日本人の長所でもある努力を惜しまない八村の加入は、チームを上向かせる起爆剤になるに違いない。

一つのチームを長く応援し続けていれば、良いことはあるものだ。1992年から応援し始めたが、その2年後、ルーキーのジュワン・ハワードとともに先にNBA入りしていたクリス・ウェバーがゴールデンステイトから移籍。1年生5人を先発させ、FINAL4まで駆け上がったミシガン大学の『ファブ・ファイブ』(奇跡の5人)のうち2人が我がチームにやって来たことに興奮した。

2001年には『バスケの神様』マイケル・ジョーダンが、何を思ったかウィザーズで現役復帰を果たす。赤いユニフォーム姿を生で一度も拝むことはできなかったが、当時の青いユニフォームは3試合ほど生観戦することができた。それまでホームアリーナでは一度も出逢ったことがなかった日本人ファンが急に増えたことにも驚かされた。来シーズンはそれ以上に多くの方が八村を、そして我らがウィザーズを応援しに訪れることだろう。

ウィザーズ一筋26年。これまでの最高位はカンファレンス・セミファイナルであり、それもたった4回しかない。プレーオフに出たことすら9回と3分の1程度だった。早速、八村は「チームを助け、優勝したい」と語ってくれたようだ。

あれから幾度となくドラフトの映像を見返している。すると、この結果は予測できたではないか。八村のスーツは青と赤であり、ウィザーズのチームカラーだ。そろそろ優勝を味わいたいゾ。

ドラフト会場へ一緒に入場した八村阿蓮(東海大学2年)も、発憤して兄の背中を追って欲しい。まずは何枚目になるか分からないが、八村のウィザーズジャージーが早く欲しい。
新たな同胞の皆さん、末永く一緒に戦いましょう! Go Wizards!!