匿名のラプターズファンがデュラントへの非礼を謝罪、ウォリアーズへ花束を送る

2019/06/13
NBA&海外
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ケビン・デュラント

カナダ全土の謝罪の意思「Canada is Sorry KD」

ウォリアーズのケビン・デュラントが、ラプターズとのNBAファイナル第5戦で負傷した直後、会場となったスコシアバンク・アリーナで観戦していた一部のラプターズファンのリアクションが問題視された。

右足に異常を訴え、自力で立ち上がることすらできなかったデュラントがプレーを続行できなくなったことを喜び、歓声をあげ、「バイバイ」と手を振るファンの姿も見られた。勝てば球団初優勝という状況で、万全なら1試合30得点超えを難なくやってのけるデュラントほどのスコアラーが退場ともなれば、ラプターズにとって有利にはたらく。それを表現したのだろうが、行き過ぎた行動にラプターズの選手たちがファンをたしなめる姿も見られた。

最後はデュラントへの声援に変わったとはいえ、全力を尽くしてプレーする選手へのリスペクトを欠く不適切な対応だったと言っていい。試合から一夜明け、この行動を問題視したあるファンが、ウォリアーズの球団事務所にメッセージ付きの花束を送ったことが分かった。

花束には、カナダ全土の謝罪の意思を示す「Canada is Sorry KD」のラッピングが施されており、2枚のカードが添えられていた。「KDとウォリアーズへ」という書き出しで始まっている匿名のファンからのメッセージは、以下の通り。

「愚かなラプターズファンが、あなたがケガをした時に歓声をあげる行動に出たことは、いまだに信じられません。私は試合を観戦し、とても不快な気分になりました。とても不名誉な行動です。カナダを代表して、謝罪させてください。あなたの回復を願っています」

おそらく、大半のラプターズファンが、第5戦後この人物と同じ気持ちでいたはずだ。実際に行動に移したファンが現れ、これ以上ラプターズファンの名誉が傷つかずに済んだ。