ドラフト・コンバインを回避した八村塁、すでにティンバーウルブズと相思相愛?

2019/05/20
NBA&海外
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八村塁

八村不在のコンバインで、指名確約との噂が流れる

NBAドラフト2019まであと1カ月。今年のドラフトにエントリーした選手の中で、特に日本で注目されているのは、言うまでもなくゴンザガ大の八村塁だ。

3年目の昨シーズンに平均19.7得点、6.5リバウンド、1.5アシスト、フィールドゴール成功率59.1%、3ポイントシュート成功率41.7%を記録し、チームをNCAAトーナメントのエリート8に導いた八村への評価は高く、1巡目での指名が有力視されている。そんな中、上位指名権を持つティンバーウルブズが八村の指名を決めた可能性があると、『Basketball Insiders』が伝えた。

先週にシカゴで行われたドラフト・コンバインに八村は参加しなかった。コンバインはドラフト指名が有力視される選手が招待を受けて参加するもので、身長、体重、リーチ、体脂肪率などの測定、筋力、敏捷性、跳躍力などのテストに加えて、実戦形式での練習が行なわれる。

NBAチームの首脳陣への格好のアピールの場となるコンバインに招待されることは、ドラフト指名を受けるための重要な一歩。しかし、八村は参加を見送った。ドラフトの有力選手がコンバイン参加を見送る理由はいくつかある。一つには、公開される運動能力テストの数値で選手としての評価が下がることを懸念してのもの。ケガを抱えている選手や、身体能力ではなくスキルや勝負強さなど、コンバインで測れない部分を持ち味とする選手には参加のメリットが薄い。

もう一つは、どこかのクラブとすでに『相思相愛』の関係にある場合だ。どの選手もドラフトで上位指名を受けてNBAプレーヤーになることを望むものだが、もう一つレベルが上がると「契約したチームにどのように扱われるか」も大事になる。上位指名は選手としての一つの勲章になるが、それでNBAでの成功が約束されるわけではない。中長期的なチーム構想に自分を組み込むチームがあれば、それは非常に魅力的だ。

八村不在のドラフト・コンバインの最中、全体11位の指名権を持つティンバーウルブズが、八村に指名を約束したという噂が流れた。これが事実であれば、八村がNBA入りを目指す選手たちにとってドラフト指名への第一歩となるコンバイン参加を見送ったのにも納得がいく。

ウルブズから指名され、カール・アンソニー・タウンズ、アンドリュー・ウィギンズとともにプレーするようになるのか、6月20日のドラフトがますます楽しみになってきた。