強いリーダーシップでリーグ初制覇に貢献
琉球ゴールデンキングスは6月5日、田代直希が契約満了により退団し、本日15時に自由交渉リストに公示されることを発表した。
千葉県出身、現在30歳の田代は188cm、85kgのスモールフォワード。Bリーグ初年度の2016-17シーズンに琉球に加入し、以来琉球一筋でプレーした。2020-21シーズンに左膝の大ケガを負ってからは苦しい時期が続いたが、その前のシーズンから務めていたキャプテンとしてリーダーシップをふるい、2022-23シーズンのBリーグ優勝に貢献。今シーズンはレギュラーシーズン38試合、チャンピオンシップ8試合に出場した。
クラブは田代について、入団当初は点取り屋のイメージが強い選手だったが、努力によって泥臭さや知性を備えるようになり、キングスのバスケットボールを体現する存在に成長したと紹介。田代は8年間の思いやファン、関係者への感謝を綴った後、「なかなか皆様にいい姿を見せられずに残念でしたが、素敵なファンのみなさまの前でバスケットをすることができた8年はとても幸せで、かけがえのない人生の一部になりました。言いたいことはたくさんあってまとめられないのですが、一言だけ!全部ありがとう!!!!!!!!」と締めくくった。
■琉球2023-24シーズンロスターの契約状況(6月5日16時時点)
【継続】岸本隆一、ジャック・クーリー、脇真大、ヴィック・ロー、松脇圭志、小野寺祥太、アレックス・カーク
【未発表】植松義也、荒川颯、今村佳太
【退団】牧隼利、アレン・ダーラム、渡邉飛勇、田代直希