現役ラストシーズンを過ごすポール・ピアース、『最後の凱旋試合』で千両役者ぶりを発揮

2017/02/06
NBA&海外
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写真=Getty Images

3ポイントシュートを成功にTDガーデンは総立ちに

今シーズン限りでの現役引退を表明しているポール・ピアースが、2月5日に行なわれたTDガーデンでのセルティックス戦に出場した。1998-99シーズンから2012-13シーズンまで『チームの顔』だった彼の功績を称え、セルティックスはマッチデープログラムの表紙にピアースを載せ、さらにはピアースの代名詞でもあるヘッドバンドを来場者にプレゼントした。

通常であれば、たとえ古巣だろうと敵チームの選手のためにホームチームがグッズを配布することはない。しかし、ピアースは別格だった。セルティックスでの15年間でチーム歴代2位の2万4021得点を記録しているほか、出場試合数(1102)とフィールドゴール成功数(7882)で歴代3位、また3ポイントシュート成功数(1823)とフリースロー成功数(6434)、スティール数(1583)で歴代最多という輝かしい成績を残しているレジェンドだ。

クリッパーズの指揮官であるドック・リバースも同選手を先発に起用し、教え子のために最高の舞台を用意した。

うるさ型で知られるボストンのファンも、大声援で自分たちの『ヒーロー』を称賛。『Thank you Paul!』の大声援を受けたピアースは、勝負が決した第4クォーター終盤に再びコートに立つと、3ポイントシュートを決める。その瞬間、会場中がまるでブザービーターが決まったかのように大騒ぎ。最後の最後にシュートを成功させてセルティックスファンを喜ばせたピアースは、ボストンでのラストゲームで『千両役者』ぶりを発揮した。