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超絶ダンクを2年連続で披露した王者は『ネタ切れ』に苦悩?

NBAオールスターウィークエンドを彩る『ダンクコンテスト2017』に、2年連続王者のザック・ラビーンが出場しない可能性が浮上した。『AP通信』によれば、出場の可能性が完全に断たれたわけではないものの、ラビーンが辞退する可能性が高いとのこと。

考えてみれば無理もない。トロントで開催された昨年の大会では、マジックのアーロン・ゴードンと決勝ラウンドで延長に次ぐ延長で4本目までド迫力のパフォーマンスを披露。ここ数年は盛り上がりに欠けていた『ダンクコンテスト』の再興に一役も二役も貢献してくれた。しかし、去年を上回るアイディアが浮かばない、いわゆる『ネタ切れ』状態に陥ったとしても理解できる。

幸い、ゴードンは今年の大会にもエントリーする見込み。日本ではジャスティン・バーレル&富樫勇樹による『たかいたかいダンク』、トルコではタイラー・ハニーカットが190cm以上の選手を5人並べる『5人越えダンク』という難易度F級の超絶ダンクを披露したばかりだけに、世界中のダンクマニアが世界トップレベルのNBAプレーヤーのパフォーマンスに注目しているはずだ。

ラビーンがコンテストへの新たなモチベーションを得て、まだ見ぬ超絶ダンクを『発明』して晴れの舞台で披露してくれることを願うばかりだ。