文=バスケット・カウント編集部

栃木ブレックス
東地区2位 22勝6敗(直近6試合の成績:○○●○○○)

川崎ブレイブサンダース
中地区1位 26勝4敗(直近6試合の成績:○○●○○○)

ロシターとファジーカス、『最強外国籍選手』を懸けて激突

東地区と中地区の強豪同士の激突。ちなみにこの顔合わせが実現するのは、昨年5月の旧NBL最後のプレーオフ・セミファイナル以来。この時、レギュラーシーズン2位の栃木は川崎の試合巧者ぶりに接戦を落として涙を飲んだ。逆にレギュラーシーズンでピリッとしなかった川崎は、このアップセットで勢いに乗って優勝している。リベンジの意識を最も強く持っているのはライアン・ロシターだろう。レギュラーシーズンMVPが、川崎との第1戦で故障し、そのままシーズンを終えた。その後はBリーグとなった現在まで、『日本最強外国籍選手』の座をニック・ファジーカスに譲っているが、この連戦を機にその座に返り咲きたい。昨シーズンからあまり顔ぶれが変わっていない両チーム、『ガチンコ対決』必至の好カードだ。

1月21日(土)15時00分試合開始@栃木県立県北体育館
1月22日(日)13時00分試合開始@栃木県立県北体育館


サンロッカーズ渋谷
中地区3位 14勝14敗(直近6試合の成績:●○●○○●)

仙台89ERS
東地区5位 8勝22敗(直近6試合の成績:●●●●○●)

サクレ効果でパワーアップしたSR渋谷のインサイドに注目

18日に行われた川崎との対戦では3点差で惜敗したSR渋谷だが、オールジャパンも含めて4連敗を喫しているチームを相手に初めて接戦を演じられたのは間違いなく収穫と言える。その原動力となったのが加入したばかりのサクレだ。昨年までレイカーズに所属していたビッグマンはBリーグの初陣で25得点16リバウンド3ブロックと圧巻のパフォーマンスを披露。リバウンドが課題の仙台はインサイドを強化した相手にどのような策を講じるか。

1月21日(土)18時00分試合開始@青山学院記念館
1月22日(日)14時00分試合開始@青山学院記念館


京都ハンナリーズ
西地区5位 13勝17敗(直近6試合の成績:○●○●●●)

三遠ネオフェニックス
中地区2位 17勝13敗(直近6試合の成績:●○○○○○)

特定の選手に依存しない全員バスケの三遠が好調

三前節、三遠は得意の「堅守速攻」を体現し富山を撃破、今年最初のホームゲームを白星で飾った。12月に悪夢の6連敗を喫し順位を下げたが、その後は5連勝で中地区2位に再浮上した。開幕以来の5連勝に並び波に乗る三遠、比較的くみしやすいチーム相手の連勝ではあるが、一人の選手に依存しない全員バスケが復活しつつある。京都は集中を切らさずハードワークを続けることが勝利の絶対条件。ハイテンポな展開に持ち込み、勝機を見いだしたい。

1月21日(土)18時00分試合開始@ハンナリーズアリーナ
1月22日(日)14時00分試合開始@ハンナリーズアリーナ