なにかと雑用の多い新人が先輩のために歌声を披露

MLB(メジャーリーグ・ベースボール)を筆頭に、アメリカのプロスポーツではルーキーには多くの雑用が課せられる。遠征では先輩たちに軽食を配ったり、水の入ったペットボトルを準備したりと、細々とした役割をこなさなければならない「しきたり」がある。

NBAも多聞に漏れず、ルーキーが雑用をこなす慣習が残っている。ネッツのルーキーが先輩に敬意を表して歌声を披露するシーンを、ネッツのTwitterが紹介している。

昨年のドラフト1巡目23位でアリゾナ大から加入したロンダエ・ホリス・ジェファーソン、同じく1巡目29位でシラキュース大から加入したクリス・マッカラー。この2人のルーキーは、この日26歳になったヘンリー・シムズへの誕生日プレゼントとして、飛行機のマイクを使ってバースデーソングを披露した。

このようなコミュニケーションを通じ、一枚岩のチームが完成していくのだろう。再建段階にある古豪ネッツにとっては、チームのまとまりは欠かせない要素の一つなのだ。