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レイカーズに不満はないが「すべてが特別だった」と告白
今シーズンからレイカーズでプレーするセンターのティモフィ・モズゴフは、昨シーズンまで所属したキャバリアーズでは『愛されキャラ』として知られていた。どれだけチームメートから慕われていたかは、昨年12月17日にクイックン・ローンズ・アリーナでキャブズと対戦した試合前、2016年の優勝メンバーの一人として優勝リングを受け取った場面を見れば明らかだ。
Timofey Mozgov receives his 2016 championship ring from the @cavs! pic.twitter.com/LH4aw6pAem
— NBA (@NBA) December 18, 2016
モズゴフはレイカーズでの今シーズンについて、『60smol.com』に「今のところ厳しい敗戦もあるけれど、シーズン開幕時期のように一丸となって試合を楽しめるようになる。問題ない」とコメント。だが、キャブズでのキャリアについて聞かれると、「正直に言って、恋しい。すべてが特別だったから」と、偽らざる気持ちを明かした。
レイカーズファンからすれば、モズゴフのこの言葉を聞けば複雑な気分になるだろうが、NBAファイナルでウォリアーズ相手に大逆転優勝を決め、キャリア初のNBA優勝を成し遂げたのだから、その心境は理解できる。
とはいえ、今はレイカーズの先発センターだ。若手が中心の『ヤング・レイカーズ』において、メッタ・ワールドピース以外では唯一NBAの頂点に立った経験を持つだけに、その力を『パープル&ゴールド』のジャージーを着てコート上で発揮してもらいたい。
ルーからチャンピオンリングを授与されるモズゴフ。史上初1勝3敗から優勝した特別な記憶は当分消えることはないだろう。