ダーク・ノビツキー

マブス一筋のキャリアを貫いたNBAレジェンド

8月21日、NBAレジェンドのダーク・ノビツキー(元マーベリックス)が初来日し、自身がブランドアンバサダーを務める『BAUERFEIND(バウアーファインド)』のPRイベントに参加した。

ドイツ出身のノビツキーはNBA史上最長となる、1つのチームで21シーズンをプレーし、マブス一筋のキャリアを貫いたレジェンドだ。213cmの長身ながら、3ポイントシュートやミドルシュートを高確率で決めるシュート力を持ち、2007年には欧州出身選手として初のシーズンMVPに輝き、2011年にはクラブの初優勝に大きく貢献した。キャリアを通じて1521試合に出場(NBA歴代3位となる)し、通算3万1540得点(歴代6位)を記録。8月13日(現地時間12日)に殿堂入りを果たしている。シグネチャームーブである『片足フェイダウェイジャンパー』で革命を起こし、最も成功した国際プレーヤーとも評価され、現在はマーベリックスのスペシャルアドバイザーを務めている。

今回の『来日PRイベント』でノビツキーは、バスケットボール殿堂入りについて振り返った。「本当に特別で一生忘れない2日間でした。今まで対戦相手として、トップレベルで一緒にプレーした選手も参加していた。今後の人生で絶対することない思い出になったと思います」

「日本とドイツは、とても難しいグループに入りました」

また、本日開幕するワールドカップの日本vsドイツ戦について、ノビツキーは次のように話している。「ドイツはヨーロッパ選手権で銅メダルを獲得した、とても良いチームです。日本とドイツは、とても難しいグループに入りました。でも、とても良いグループで、とても楽しい試合になると思います」

そして、「今回のチームは、ドイツのバスケ史上ベストなチームだと思います。(デニス)シュルーダーはとても速くて運動能力も高く、(フランツ)ワグナーはNBAのスターになると考えられている選手です」と言い、期待を寄せた。「やはりワールドカップレベルになると、簡単なゲームはないです。みなさん一生懸命プレーするので競争し、だからこそとても良い試合になると思います」

そして、日本についてはこのように言及した。「ホストとして今回はプレーするので、 それはモチベーションに繋がるはずです。本国だからこそ、とても良い応援の中プレーができると思います。誰が1番素晴らしいプレーをして、コンディションが良いかを観察するのを楽しみにしています。八村塁が参加しないことは聞いています。彼はとても気に入ってる選手で、見る側としても残念ですが、やはり日本にとっては本当に残念だと思います」

ノビツキーがブランドアンバサダーを務めるBAUERFEIND(本社=ドイツ)は人の動きをサポートするために、高品質の運動医療系機器の研究・開発・製造・販売を行っている。 2010年よりオリンピック・パラリンピック公式サプライヤー(サポーター分野)に選出されている。