ダニー・エインジ

「最高のトレードのいくつかは実現しなかったものだ」

セルティックスの黄金期を選手として支え、2003-22シーズンにわたって同チームのGMを務めたダニー・エインジが、実現しなかった巨額のトレードについて明かしている。

現在はジャズの社長を務めるエインジは、ザ・プレーヤーズ・トリビューンのポッドキャスト『ナックルヘッズ』に出演。「私が過去に行った最高のトレードのいくつかは実現しなかった」と語った。

同ポッドキャストでエインジは「セルティックス時代に、ブルズからジミー・バトラーを獲得しようとしたんだが、彼らは『多くを欲しがった』ため獲得には至らなかった」と述懐。「結局ジェイレン・ブラウンとジェイソン・テイタムを獲得したが、どちらもドラフトで指名した選手だ」と、当時のトレード構想とその結果について明かしている。

ケビン・ガーネットとレイ・アレンにポール・ピアースを加えた『ビッグ3』など、GM時代に行った大胆な人事でファンを驚かせてきたエインジ。近年は「安全策をとっている」などと批判されることもあったが、NBA最高のデュオと称されるザ・ジェイズ( ジェイレン&ジェイソン )が牽引する現在のセルティックスを見れば、彼の采配に感謝するべきかもしれない。